北海道の城①ヲンネモトチャシ跡
こんばんわ、ほどほど夫妻のたけちです。
先週までほどほど夫妻のウッチーがAmazonで出版している「初心者流お城めぐり」に沿って大阪・広島(新高山城は除いてます💦)の城を紹介していましたが、今週からはたけちとウッチーがかつて暮らしていた「北海道」の城と旅行のお話でもしようと思います。
北海道で城?と疑問に思う方もいると思いますが、北海道の城、なかなか面白いですぞ😄
さて、今回一発目は100名城のひとつ根室半島チャシ跡群
その中の一つの「ヲンネモトチャシ跡」です。
そもそも「チャシ」とは何か、正直不明です
少し前まではアイヌ語で「チ アシ」つまり「我々 立てる」からきており「館」みたいな意味ではないかと言われていましたが、今では「山の上に柵を巡らせた施設」を指す言葉じゃないかと言われています。
正確に意味するところは不明です(大事なことなので2回繰り返します)
北海道内には約700のチャシが確認されているらしいが、根室半島には特にチャシが集中しており、24か所が史跡となっているとのこと。
24か所全部まわりたいところですが、ちょっと数が多いのと時間がないことからスタンプがあるオンネモトチャシ跡へlets登城!
ヲンネモトチャシ跡への道
前の小屋は野鳥観察所
クマも出るらしい。
自然がいっぱいだ。
100名城でこんなに人がいないのも珍しい。
チャシの言葉の正確な意味はおいといて、ここでのチャシは一般的には「砦」と考えられていますが、見張場や聖地、談判の場としても活用されていたとのこと
沖縄のグスクも同じなので興味深い。
何故根室半島に24ヶ所に及ぶチャシ跡があるのか?
1789年和人とアイヌが戦ったクナシリ・メナシの戦いや1807年ロシアと幕府が戦った(そして完膚なきまでに叩きのめされた)文化露寇の舞台(付近)のため、重要な地域だったからかもしれませんね。
因みにアメリカよりもロシアの方が近世から近代にかけて仮想敵国となっていたのもここにくれば道理というものか。
なんて考えながらぼんやりと納沙布岬の方を見てました。
これも城址の楽しみ方のひとつですね。
因みに100名城スタンプラリーではこの「根室半島チャシ群跡」は登城することが困難な難易度S級と認定しています(たけちがね)。
もし、北海道以外から登城するときは新千歳空港または釧路空港からJRで根室まで行ってタクシーまたはレンタカーで目指すことになります。そして北海道のデカさに驚嘆することになると思います。
次回は北海道からヲンネモトチャシ跡他道東巡りをした時の話をしますね。
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