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2021振り返り 今年はブランド開発の一年

今年もわずかとなりましたが、あっという間にかけぬけた1年になりました。本業では突然の部署異動でドタバタしつつも、なんとか企画プロセスを一から設計、トライアンドエラーを繰り返しながらも、なんとか商品化出来たものもありました。ブランド開発は、難しいけど奥が深く、デザインの力でやれる事は沢山ありそうだということが分かりました。

昨年の振り返りもまとめておきました。デザイナーから企画への転身が大きかった一年です。



パラレルキャリア(副業)はコロナで打撃受けつつもコツコツ積み上げ

副業はコロナの状況で一時期大打撃を受けました。クラウドソーシング系は受注が全くない状態が続いています。コロナのせいなのか、別の要因があるかもしれません。瀕死の状態の時に、リピーターの方からの受注がありました。

経済や社会の環境に左右されず、オリジナルのサービスブランドを創り上げ、独自のブランドパーパスを貫いて行けるかどうかが大切だと思いました。TAKEBONの個人パーパスは、

想いをカタチに

人と組織のクリエイティビティをエンパワメントる

次世代を明るく照らす

の三つです。

想いをカタチに

誰か人が持っている「想い」に共感しやすく、憑依しやすい特性を持っているので、その人のやりたい事や想いを誰かに強く伝えたいと言う時に、TAKEBONはその人の想いをビジュアル化して共感してもらえるコンセプトに落とし込むことが得意です。

人と組織のクリエイティビティをエンパワメントする

クリエイティブをエンパワメントするというのは人間は元来創造的であり、その創造力を発揮するための方法、考え方、環境、場があれば、誰でもクリエイティブになれるはずだという信念があります。そしてその支援を組織や人に限らず広く、サポートして創り上げて行きたいと思っています。

前職で残した実績や繋がりから、お声がけ頂いたり、相談頂くケースも多くなってきましたので、やれる事も増えてきています。本業と副業は、上手くバランスを取りながら向かう先を決めて来年も駆け抜ける感じになりそうです。睡眠時間をどうにか削りながらも、スキマでどれだけ寝れるかが課題です。

クリエイティブキッズは新たな研究をすることが出来たので、次に繋がる一定の収穫が得られた年になりました。

パラレルキャリアの実践
wemakeにおけるコンペ実績

wemake関係で一次審査が通過したアイデアがありました。
アイデア投稿13件中、1件一次審査通過なので、勝率7%です。wemakeは一次審査通過が関門なので1件だけでも通過したことは嬉しいです。

Good
・1年間単位で考えると投稿していた
・作り込んであるものは感触が良かった
・締め切りギリギリの提出が続いた
Bad
・解像度が荒いものが多すぎた
・マーケティング視点、ユーザー視点での分析調査が甘かった

振り返ってみると一つ一つの投稿の論理性やデザインアウトプットが荒かったことを反省。資料も中途半端になってしまったものが多かったことが敗因です。締め切り間際になってようやく投稿するという流れが多かったので、もう少し余裕を持ちながら、持ち玉をしっかり温めておく事も大切ですね。来年のアイデアは独自性とユーザー視点、ニーズ視点を高めていく事で勝率をアップしていけそうです。リサーチ&デザインのビジュアル面も強化していきます。

プレゼンテーションの支援
子供向け事業企画への共感から始まった

プレゼン支援という意味では、ロッテさんとのプロジェクトでは受賞は惜しくも逃しましたが、子供を応援するサービスの提案を大手であるロッテさんに提案支援出来たことは大きな収穫でした。共感出来るアイデアに乗っかり見える化する流れは、クリエイティブキッズに新たな視点を導入出来たので良かったです。

そこからの繋がりで勤務先に外部企画者として2名の方をお招きし、共創、並走できた事も、僕自身にとっては大きな学びとなりました。境界を解放して、共感してもらえる企業や人になれるように引き続き頑張って行こうと思っています。

他にも愛知県日進市にアルテコローレさんの事業のプレゼン支援をさせて頂いたり、ビートボックスさんのキッズ向けのLINEキャラを制作お手伝いしたりと、子供向けの事業開発に関する取組に少しづつですが、関与出来た一年でもありました。
来年はさらにもう一歩踏み込んだ取組もしていきたいと思っています。


N1インタビューのトライ&エラー

今年2月から企画チームへ配属され、商品企画に携わるようになりました。マーケティングリサーチを中心に新規ブランドにおける新商品の企画を考えていきましたが、なんにせよ初めての試みばかりだったので、上手く行かない事も多かったですが、実りもありました。

顧客の声をN1インタビューを行ってそこから顧客心理やニーズを引き出しコンセプト化していくプロセスと実践を繰り返した一年でした。その概要は以下のノートにまとめていますが、エンドユーザーを行動ベースで深く理解して、その深層心理まで読み解く方法を学べた事は今後の糧となるデザインリサーチスキルになりました。

Good
・9名へのN1インタビューにより顧客ペルソナの解像度を高められた
・仮説を立て、事実を確認する重要性に気付いた
Bad
・求めるユーザー像となるN1が探し切れていない
・潜在化しているニーズの引き出し方がまだ分からない
振り返るとまだまだといった感じです。

キーニーズ法の実践

昨年ご縁があった元シャチハタの清水吉治さんにキーニーズ法を学び、コンセプトメイキングの実践を通して新規ブランド商品開発にチャレンジした一年でもありました。消費者の行動から心理を読み解く方法をロジカルシンキングでKJ法などを用いながら、アウトプットしていきました。

上図のようなプロセスを3サイクル程回しました。通常1年に1回とかで回すものをかなり圧縮して回したので、この学びは大きかったです。大手メーカーも取り入れている手法をその第一人者から学び、即実践に移す時間があったことで、型を学び実践した結果、新たなフレームワークから応用まで回せたことで、失敗も多くありましたが、コンセプトメイキングをユーザー視点で、生活者のニーズに基づき、論理的に展開していく手法を体得出来ました。

クリエイティブキッズを働き方LABで推進

Lancers主催の新しい働き方LABの研究員第一期生として採用(採用者は約300名)されたので、クリエイティブキッズプロジェクトを推進することが出来ました。

仮説を立てて

検証した結果をまとめました

Good
・自分以外のクリエイターと子供のマッチング支援が少し出来た
・子供のアウトプットが数点でも商品化グッズ化出来たことは大きい
・会社の発表会プロジェクトにて研究内容を発表出来た

Bad
・後半本業副業がドタバタして失速気味になってしまったため、不完全燃焼だった
・子供の自己肯定感アップというところまではたどり着けていない=フィードバックが疎かになっている

振り返るとこんな感じでした。来年はさらに飛躍出来るような企画にしていきたいと思います。おそらく何かのきっかけでブーストしそうです。

noteでブログ記事を書く

そういえばnoteで記事を書き始めたのは5月からでした。マガジンも増えて、クリエイティブキッズ、ZERO1企画、クリラボと、徐々に記事が増えてきました。それまではtakebon studioでブログを続けていましたが、有料版から無料版へ戻したら容量が足りずにアップ出来ない状態が続いていたのと、新しい働き方LABの報告ベースがnoteだった事もあり、使い始めたのがいきさつになります。

割と更新がしやすく画像やリンクも見やすく貼ってくれるので、自分で内省する時にも利用しやすいです。学習した事をアウトプットしながら、定着化を図る意味でも有効なツールですね。

ココナラ実績

依頼数は16件でした。
・プロダクトデザイン3件
・キャラクターデザイン6件
・プレゼン支援4件
・グラフィック、パッケージ1件
・講義レッスン1件
内訳は上記の通りです。今年は少ない印象でしたが、意外とやってました。月に1,2件ペースなので、確かに少ないですね。後半特に失速しています。年明けは来期の種として、徐々に増加する傾向にあります。来年は、デザイン・企画コンサルティング等もやっていきたいです。

来年やってみたい事

・TAKEBONの独自性に尖りをもっと持たせて受注アップ(coconala受注150%アップ、suzuri販売3点)
・デザイナーとしての自主作品を創る(自主制作作品3点)
・子供達の話をもっと良く聞くようにする(家に帰ってきたらまず声かける)
・教育分野での貢献度を高める(小中学校教育やSTEAM教育等でデザイナーとして参画)


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