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日本一周しながら親子でクリエイティブを発揮出来るワーケーションは実現出来るか?

研究活動の概要

遠野からうるままで、1か月ごとに拠点を変え日本一周の旅をしながら、その地域の人たちとの出会いと学び合いを通して、子供達の感性と想像力と創造性を発揮出来る環境を構築できるかどうか。仕事はその地域に根差した店舗のキャラクターやロゴのデザインを子供のアイデアを大人であるクリエイターがアウトプットし、収益を得る計画で考えていますが、果たしてうまくいくのだろうか?

現在コロナの影響もある為、旅に出るという選択は難しいかもしれません。そこで研究テーマを少しだけ変更させて貰おうと思っています。

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夏休みに親子でクリエイティブを発揮出来るワーケーションは実現出来るか?

こんなテーマでやれる範囲でやってみようと思っています。

僕はプロダクトデザインを専門として企画~デザインまでクリエイティブな仕事に携わってきた経験がありますが、8歳と9歳の子供と接する時間が少なく、彼らの創造性と感性を育める環境を整えてあげられたらと常日頃から思っていました。かけがえのない時間を旅という非日常の時間に重ね合わせて、各地域の人たちと子供達が共に学び、働く機会が出来たら、どんなアウトプットが産まれ、どんな自己成長を遂げてくれるのか?を実証実験を通して確認してみたいと考えました。

働き方lab LAC 子供クリエイティ部 - 自己紹介

Takebonはどんな事をしているかというと、いろんな方の「想い」に寄り添う仕事をしています。企画者だったり、デザイナーだったり、専門家だったり、皆さんの想いをカタチにするビジュアリストです。

そしてクリエイティブをエンパワメントする着火マンになれるように、ワークショップを開催したり、ブレストしたり、ワイワイやる事が好きです。その流れからクリラボという有志グループを作り、社内活動としても注目を浴びるまでになり、いつの間にか企画部署に異動になりました。

次世代を明るく照らすことも大切な役割だと思っています。これからの次世代の子供達は、どんな感性で何を見てどんな事を成し遂げて行くのか。自分の子供だけでなく、周りの子供達も含めて、明るく楽しく、この世界を泳いでいって欲しいと思っています。だから今回働き方LABにて、旅で子供の創造性は開花出来るかどうかを試してみたいと思っています。

チビッ子クリエイター

働き方lab LAC 子供クリエイティ部 - Frame 23

小3男子と小4女子の子供達はいつもいつの間にか絵を描いていたり、キャラクターデザインもすいすい描いていたりして、僕よりも感性豊かな絵を描いています。親ばかかもしれませんが、子供達のクリエイティビティーかな学ぶ日々を送っているTakebonのようなクリエイターはこの世の中にもっとたくさんいるのではないか?という疑問が湧いてきました。

そこで、クリエイターと子供がマッチングできる仕組みを作れないか?という仮説を立てました。クリエイターは子供の才能を引き出す役割を担います。子供はクリエイターの表現力を借りて想像力を膨らませていきます。このサイクルを回していくとどうなるか?という実験を少しずつ始めています。

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例えば、こんなキャラクターを小4女子が提案してくれました。

可愛いキャラクターを考えて!AINAアイデア出してくれる?

こんな感じで聞いてみると意外にも良いよ〜と言って描いてくれました。サラサラっと描いたキャラはラフアイデアとしてそのまま使えるレベルでした。細かい部分はさておき、初期段階のロゴバリエーションとしては、非常に良い感覚でビックリ。

ひつじもこ_pink

こんなイメージのキャラクターとしてTakebonが仕上げました。可愛いですね。僕の表現がどうかという議論があるかと思いますが、少なくとも子供が発想したアイデアをアウトプットしてみるという事は価値があると思いました。なぜならクリエイターとしても新たな発見や学びがあり、子供にとっても自分の表現を受容してくれるクリエイターとの交流を通して社会との接続が可能になって、自己表現、企画を発信していけるからです。

このキャラクターはsuzuriで実際に販売をしています。Tシャツやバッグなどにして販売をするプラットフォームまで構築しました。実際に購入までは至っていませんが、購入された場合はお小遣いとして子供に還元しようと思っています。「働く」とはどういうことなのか、子供達も小さい頃から社会実験として体験して学びを得ることが、これからの未知なる世界を生きて行くには必要な経験だと思ってます。

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実験の趣旨・目的

これからの働き方として場所に囚われずにどこでも自由に働ける環境を自ら作り上げいこうという流れがありますが、子供の創造力を発揮出来るような環境を旅を通して実現出来ないだろうか?と考えました。旅する土地や地域との交流や、イベントなどからヒントを得たご当地商品のアイデアや店舗のキャラクター、ロゴなど。子供だからこそ純粋に発想出来る。その価値をクリエイターの表現フィルターを通して、一般の方に伝えてみたらどうなるか?という実験をしてみたい。そんな趣旨をもっています。

実験方法

LivingAnywhere Commonsさんが拠点としている宿泊施設を回りながら、子供との共創活動を記録レポートしていきます。(コロナが落ち着くという条件のもとで)

緊急事態宣言延長の影響が大きい場合は、オンラインで地域の方との共創活動を何らかの形でやろうと思っています。LAC(以下LivingAnywhere Commons略)さんと相談しつつ決めて行きたいと思っています。

働き方lab LAC 子供クリエイティ部 - Frame 27

子供達の創造力が場所に捕らわれないで自由に羽を伸ばしてどこまでも行けるような世界になったら良いなと思います。


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