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ブランディングは伝承バトのようなもの?

自動車部品メーカーの新規事業部門内にて、主にUXデザインやプロダクトデザイナーとして、デザイン周辺と、マーケターとしてブランディングに関わっています。ユーザーリサーチを進めるにあたって、ブランドメッセージをどのようにユーザーに届けると良いのか、その伝わり方とか伝染の仕方が伝書バトに近いのではないかと、ふと思いました。

そこで、

ブランディングは伝書バトである」 上記を証明する為にどのような根拠があるか明示しなさい。とGPTに聞いてみました!!

伝書鳩の役割とブランディングの共通点:伝書鳩は情報を運ぶ役割を持ち、送り手から受け手へのメッセージの伝達を担当します。同様に、ブランディングも特定のメッセージや価値を消費者に伝える役割を果たします。ブランディングは企業や製品、サービスのイメージを構築し、それを消費者に伝える手段です。

ChatGPT3.5
  1. ブランド要素の伝達方法:伝書鳩が文字や記号を用いてメッセージを運ぶように、ブランディングも言語、ロゴ、デザイン、カラースキーム、キャラクターなどの要素を使用して情報を伝えます。これらの要素は、伝書鳩が持っているメッセージの信頼性や一貫性を確保するための手段として機能します。

  2. 目的の達成と結果のフィードバック:伝書鳩が正確にメッセージを届けることで、送り手の意図や目的が達成されます。同様に、ブランディングも企業や製品の目的やビジョンを伝え、消費者に訴求することで結果を生み出します。結果はフィードバックとして返ってきて、ブランディングの効果を評価することができます。

  3. ブランドの拡散と広報効果:伝書鳩が一つのメッセージを特定の受け手に届けるだけでなく、その受け手が他の人にメッセージを伝えることもあります。これにより、メッセージは広まっていきます。同様に、ブランディングも消費者が企業や製品の価値や魅力を共有し、口コミやソーシャルメディアを通じて広める効果があります。

これらの要素から、ブランディングが伝書バトであると言える根拠が示されます。ブランディングは情報の伝達や意図の達成を目的とし、伝書鳩が持つ役割や特徴と共通する側面があります。

ChatGPT3.5

ふむふむ。なるほど。

伝書バトは送り手から受け手にメッセージを届ける役割を持っています。ブランドが伝えるメッセージの目的、どのように伝達するのかというHOWの部分、そして波及効果についてGPT先生に詳しく解説頂きました。このようにブランドは伝言ゲームのように伝わっていくものであるということですね。

ブランドを伝言ゲームであると提唱している本があります。
ブランディングデザイナーの西澤明洋さんの書籍「ブランディングの教科書」が参考になるかと思います。

送り手から受け手へのメッセージの伝達

確かにその通りだと感じました。送り手である企業が、立ち上げる事業をどのようにメッセージやコンセプトを伝えたいのか、そしてどのように伝わるのか。送り手と受け手の双方向のコミュニケーションをブランディングしているんですね。ギャップがあってもいけないし、完全に一致することもない。

消費者のインサイトとベネフィット、そしてその根拠をしっかりと伝わるように設計していくことが大切です。

生活者のインサイト

日々の生活の中で大切にしていることや、注意を向けている事、気にしているけど、人にはあまり言えないような、インサイトを見つけ出すことが、マーケターやリサーチャーには求められています。デザイナーがインサイトを発掘していくデザインリサーチという手法もあります。

デザインリサーチに関しては「デザインリサーチの教科書」に詳しく書かれているので参照してみて下さい。

また、一方では、マーケターがインサイトを発掘する手法としてはグループダイナミックインタビュー(以下GDI)デプスインタビューがあります。GDIは、未充足なニーズを引き出す質問の設計とグループディスカッションによるダイナミズムが鍵となります。私も過去に何回かインタビュー実施経験があります。私はマーケターでありデザイナーとして、開発者が想定していない、気付いていないようなインサイトを発掘し、生活者自身も意識していない無意識化にあるようなインサイトにたどり着けることを目標としています。

まとめ

如何でしたでしょうか。
伝書バトのように、伝え手から受け手に正確にメッセージが伝達されるためには、サービスや事業の言語化ももちろんですが、そのビジュアライズ表現開発も併せて設計していくことで、ブランドの伝わり方そのものを設計・デザインしていくことが出来ます。伝書バトに持たせる手紙には何が書かれているでしょうか。そしてその手紙が届いた先のユーザーはどのような事を感じるでしょうか。常にこのようなシーンを想像して、ブランディングをしていきたいと思います。

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