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アイデア出しの方法 その① 情報収集・メモ・シェア

企画を本業でやっていると色々な発想法の書籍を読み込んだり、実践を繰り返したりしていますが、TAKEBONが実践しているアイデア出しの方法をご紹介します。その①は情報収集、メモ、シェアについてです。

テーマを決めて情報収集しながらアイデアを出す方法

具体的なテーマが決まっている場合にはどのようにアイデア出しを工夫すると良いでしょうか?僕の場合はMiroスプレッドシートなどに情報収集した内容をまとめて、自分なりにこうじゃないかという仮説を図解し、そこからさらに肉付けしながらアイデアを展開するようなフリーなやり方が性に合っています。厳密にプロセスを決めるわけではなく、調べたものをスクラップしながら、思いついたアイデアを添えながら、コンセプトを膨らませて行く方法です。

Miroにブレストボードを作りました。思いついたアイデアをここに貼って行きます。テーマはなんでもよいですが、一旦ペットや睡眠などのテーマで思いついたものをアップしていってみようと思います。是非読者の皆様も何か思いついたら、こちらのボードに貼ってみて下さい。共創することから何かアイデアが他の要素と結びついて大変身することもあります。そんなアイデア出しをライブ感覚に出来るツールがMiroです。是非この機会に一度触って見て下さい。

ブレストボード - Frame 1

Miro ブレストボード
https://miro.com/app/board/o9J_llM1-_Q=/?invite_link_id=877023880881

思いついたアイデアをパッと書き留めておく方法

どこでも思いついたアイデアを書き留めておくために、無印の横長の無地のスリムノートを持ち歩いています。一番大きいA5サイズのノートでもさっと取り出せてさっと書けるのと、たくさんノートが増えてもかさばらないので、保管もしやすい為、このノートに落ち着きました。主にアイデアスケッチをメモしていく用途で使用していました。開きやすく書きやすく、長年愛用しているものになります。

デジタルの場合は、色々な方法があるかと思います。Evernoteでアイデアメモ帳というノートブックを作っておき、そこにメモを残していくという方法や、iphoneのメモアプリにメモを残していくという方法、ボイスメモを残していた時期もありました。最近では日本語変換機能なども優れているのでもしかすると、適したアプリがあるかもしれません。僕のは場合は割と自転車を漕いでいる時や散歩中に良いアイデアが浮かんだりするので、そういった時にはボイスメモの方が記録は取りやすいこともありましたが、今ではほぼ携帯にメモを取るのが簡単なので、そうしています。形やプロダクトアイデアが思い浮かんだときは無地のスリムノートを活用しています。

月間でどれだけアイデアが出せたのかを一覧で見れるようにしておく方法

アイデアのストックを一覧化してざっと見れるようになっていると、便利です。例えば、何かの拍子にこのアイデアが他のアイデアと結びついたりした時にある程度アイデアがまとまったフォーマットでストックされていると結合しやすいです。「そうそうこのアイデア考えたんだけどどう?」とチーム内でパッとネタを出して意見交換が出来るようにしておくとアイデアがブラッシュアップされやすくなります。
企画マンはどれだけのアイデアを月間でストック出来たのか、アウトプット出来たのかが、重要な財産にもなりますので、整理して保管しておくことをおススメします。私の場合は、Google Slideで一定フォーマットでアイデアを保管しています。チームでもシェアして、誰でもそのファイルにアクセスできるようになっていて、活用出来るという共有財産としています。
特に重要なのはアイデアそのものではなく、切り口であったりすることがあるので、アイデアスケッチとその切り口としたことは何なのかも明確に記載することを習慣付けしました。この方法は濱口秀司氏の「イノベーションの作法:SHIFT」に詳しく記載がありますので、参照してみてください。切り口を集め編集することで、独自性のあるコンセプトに昇華していくことが出来るはずだという発想思考です。

後編は以下の内容を紹介します

ネタをシェアしながらブレストする方法
生活者ニーズを元に短時間でブレストをする方法
出したアイデアを叩き上げる方法
トレーシングアイデア変形法

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