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運転中の子どもの飛び出しについて

今日ドライブしていたら一つ前の車が急ブレーキをかけ、何事かと思ったら子どもの急な飛び出しに対応したものでした。
幸いにも何も事故は起こらず一件落着だったのですが、その時に色々と考えさせられることがあったので、ちょっと書いていきたいなーと思います。

1、どのような状況だったか

まずはどのような状況だったか、書いていきたいと思います。
※イメージ描いてますが、絵も字もへたっぴです…😭

①時間帯
 16時15分ほどだったか。まだまだ明るいし、雨は降っておらず、特に視界が悪いというわけではない。
②道路の状況
 片側2車線で少し隆起した中央分離帯(人が立てるぐらい余裕のある)がある。
 田舎の道路のため、見晴らしがよくスピードに乗っている車が多い。
 横断歩道は300メートル〜400メートル間隔で設置されているような感じ(もっと遠いかも)。
③考えさせられた対象
 対象は3つある。
 1つ目が急ブレーキをした前の車(車A。よくあるコンパクトカー)
 2つ目が飛び出してきた子ども(おそらく小学校低学年〜中学年ほど)
 3つ目が中央分離帯側にいた車(車B。ファミリーカーで大きい)

④流れ
・多分子どもたちはコンビニ向かいたかったが、横断歩道が遠かったので、横断歩道がないところを渡る選択をしたと推察。
・渡りたがっている子どもたちに気づいた車Bは停車(その時点で、子どもたちは車Bの目の前にいたと思われる)。
・しかし私たちが走っている車線からは、車Bがあるため子供達が見えず、3〜4台ほど停車せず通過。
・子どもたちは、少しの隙を狙って横断を決行。車Aは急ブレーキ。

当時の状況伝わりましたでしょうか?
とにかく1番言いたかったことは、私たちの車線から「子どもたちを視認することはできなかった」ということです。
以上を踏まえた上で読み進めていただきたいです。

2、考えさせられたこと

ここからはその場面に鉢合わせて私が考えたことを書いていきます。
結論から言いますと、車Bは子ども達に対して「余計な配慮」をしてしまったのではないかなーと考えます。
(大前提、横断歩道を利用しなかった子ども達にも言いたいことが山ほどありますが、これからも運転を続けていくため、ドライバー目線で考えた結果、その結論に至りました)

  1. 急ブレーキした車A
    1番不憫です。一歩違えば、私がその立場だったと想像するとゾッとします…。
    前述でも記載しましたが、私たちの車線からは子どもたちを視認することができませんでした。車Bがファミリーカーで大きかったこともあり、尚更視認することは困難だと思います。
    ただ、一つ「なぜ車Bは停車したのだろう?」と私自身違和感を感じましたが、先行している車がスピードを落とさず走行していたり、交差点でもないため「歩行者がいるのではないか」という思考にはなりませんでした。一瞬で思考を飛躍させるか、過去にそのような経験がないとかなり難しいと思います。
    車Aの運転はその後、かなりスピードを落としての運転になりました(周りより20キロ近くスピードを落としていました)。かなりショックが大きかったのだと思います。ほんと何事もなくてよかったです。

  2. 飛び出してきた子ども
    「横断歩道を渡りましょう」と言いたところですが、それは一旦さておき、「なぜ飛び出しに至ったか」考えたいと思います。私もそうですが、皆さんも「横断歩道まで行くのめんどくさいから渡っちゃお」という考えになって、横断歩道ではないところを渡った経験は1度はあると思います(子ども達の気持ちもよくわかるので一旦さておきます)。
    さて、「なぜ飛び出しに至ったか」ということですが、理由は2つあると考えています。
    1つが、「道路に居続けては危険」という気持ちです。子どもではあるものの学校生活、私生活を通して、「道路上は危険だ」ということを十分に認識しているはずです。そのため、「少しでも早く渡り切らなければ」という気持ちが働いたと思われます。
    2つ目が、子ども間の「渡りきるタイミングの認識相違」です。どういうことかと言いますと、実は車Aが急ブレーキする前に2人いる子どものうち1人は無事渡り切れており、1人出遅れた状況になっていました。その出遅れた子は焦って車Aとの距離感がうまく判断できず飛び出しになったと思われます。つまり子ども間で「渡りきるタイミング」が合わなかったのです。
    皆さんも経験したことがあると思います。2人以上で歩いている時に、横断歩道を渡る直前に青信号が点滅したタイミングです。走れば渡り切れるがそこまでして渡るのか、次の信号を待つのか。瞬時に判断し、連れに方針を伝え、お互いに認識を合わせる必要があります。その一連の流れが今回の子どもたちの間ではできなかった、と推察しています。

  3. 中央分離帯側にいた車B
    はじめの部分でも書きましたが、子どもたちに「余計な配慮」をしてしまったと考えます。
    私が調べた限りですと、道路交通法上、歩行者の横断が優先されるシーン(信号機のある横断歩道は除く)は2つあるようです(他にもあったらすみません。私には2しか見つけられませんでした)。
    ①信号機のない横断歩道
    ②横断歩道のない交差点
    今回の場合だと、横断歩道でも、交差点でもないため、①、②どちらにも当てはまらず、法律的には「歩行者を優先する必要がなかった」と考えられます。つまり、車Bは「停車する必要がなかった」ということです。
    そんな中車Bが停車したのは、子どもたちへの配慮であったり、「歩行者優先の意識」が強かったからのではないかと推察しますが、その配慮は重大な事故に繋がる可能性があったものだと考えます。

3、まとめ

私自身免許を取得して約10年間、これまで無事故•無違反であるが故に今日起きたことはかなり衝撃的でした。また振り返って考えてみることで、さまざまな要素が絡み合って事故というものは発生するんだなと感じましたし、改めて気を引き締めて安全第一でドライブを楽しんでいきたいなーと思いました。
もし読んでくれている方がいて、運転される方がいましたら、お互い気をつけていきましょう!

P.S ドライブレコーダーつけよ

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