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JC論:良い会議・良いJC:イントロダクション

青年会議所の根幹の1つが会議です。良い会議をおこなうことが良いJC運動にとても重要です。良い会議を行うときに注意すべきポイント、参加者はどのような意見を言うべきなのかを連載形式で書いていきます。

なぜ会議が必要なのか

なぜ会議が必要なのでしょうか?そもそも青年会議所はUSA・セントルイスでヘンリー・ギッセンバイヤー・Jrという銀行員が始めたダンスクラブから始まりました。そこに集まった若者が社会のために行動を起こそうとするとき、会議を定期的に開催することになりました。Junior ChamberのChamberとは、会議室の意味であり、まさに青年会議所とはそもそも会議が核にあるわけです。

人が集まって何かをしようとするとき、物事の決め方は独裁か合議か委任しかありません。このうち青年会議所では合議を非常に重視しています。なぜなら、JCの使命は「JCの使命ってなに?」で書いたように、青年に発展・成長の機会を与えるためなので、単に会議は青年会議所として事業を遂行するためだけでなく、成長の機会でもあるからです。

会議の目的

会議の目的、それはJCI Creed(JCI Creedの現代的な意味)にあります。

会議が必要な理由は以下の通りです。
・Inspire confidence(自らの信念を呼び覚まし)
JCの理念を共有すること
・Unite communities (社会を繋げ)
目的を共有し、連帯すること
・Enhance equal opportunities (平等にチャンスを拡げ)
自由にアイデアを発揮させること
・Establish justice(正義を確立し)
公平・公正・民主的に決定を行うこと
・Embrace cultural diversity (文化的な多様性を受け入れ)
少数意見を無視せず、多様性を確保すること
・Create sustainable impact(持続的なインパクトを生む)
持続的なインパクトを生み出す運動を作り出すこと

これらが会議の目的です。会議を担当する委員会(総務委員会など)はぜひこの会議の目的をもう一度考えてみてください。

次は

この辺りを連載していきます。
会議のルール
会議のマナー(上程者)
会議のマナー(参加者)
会議の運営
読みやすい議案
議案の意見の仕方(原則)
背景にどう意見するべきか
目的にどう意見するべきか
効果にどう意見するべきか
事業内容にどう意見するべきか
広報にどう意見するべきか
事業運営にどう意見するべきか
報告議案にどう意見するべきか
会議と会議の間

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