JC論:あなたの動機は何ですか?
JC活動をする時に忘れてはいけないこと、それは「なぜJC活動をするのか」ということです。「JCはどんな場か」で書きましたが、JCとはあなたが変わる場所です。そして「機会に対する接し方」では、なぜ(Why)から考える重要性を説明しました。
変わるために絶対に必要なこと、それは「エネルギー」です。変わるためにはものすごいエネルギーが必要で、だからこそ歳をとってきてエネルギーが減ると変われなくなります。エネルギーの出元は「動機」です。
つまり、なぜJC活動をして変わりたいのか、という「動機」を持っていなければ、JCは変わる場所となり得ないのです。その「動機」の元となるものは、大きく分けて3つあります。
一つ目は、夢や願いといったものです。もっとお金を稼ぎたいという、「富の夢」、他者から認められたいという「承認の夢」、こんな自分になりたいという「自己実現の夢」、子供や社員にこうなってほしいという「他己実現の夢」など様々な夢が願いがあるでしょう。
二つ目は、怒りです。なぜ自分はこうなのかという「自分への怒り」、腹の立つ上司や身内がいるといった「他者に対する怒り」、そして社会の不公平さや不公正さなどへの「社会への怒り」といったものがあります。
三つ目は、使命です。使命は自分のためでなく、他者のために自分を動かす動機です。自分の信仰する神様や仏様から与えられた「宗教的使命」、自分の家族や出生などに由来する「個人的使命」、広く不特定多数のためにある「社会的使命」などがあります。
他にも動機足りうるものはありますが、大抵はどれかに当てはまります。成長したいというのは動機足り得ません。なぜ、成長したいのか、が大事です。
この「なぜ」という動機を持って、JC活動に取り組めばJCは非常に多くのことをあなたに与えてくれるでしょう。
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