見出し画像

ACL FN1 vsアルヒラル🇸🇦(A)

2023/4/29 26:30  INキングファハド国際スタジアム

さあ、いよいよ決戦の時、幕開けだ。

8ヶ月前の決戦から年を跨ぎ、失った仲間もいるが新たに加わった仲間との出会いもあり、今に至る。
これまで繋いできたストーリーの始まりは2021年から始まる。

All for ASIAを掲げ、浦和の初戦であった天皇杯2回戦駒場にて富山との対戦でガチガチのメンバーで挑み、準決勝まで無失点のウノゼロで勝ち上がってきた。準決勝では満杯の北ゴール裏が支える中、この年で浦和を去る宇賀神友弥がらしさ全開のハーフボレーを決める。そしてその後の国立決勝では同じく去る槙野智章によるゴール前の執念で大分に打ち勝ち、引退する阿部勇樹にカップを掲げさせ、ACL本戦出場を決めた。

2022年4月ではタイ・ブリーラムにて未知のグループステージ6試合集中開催。
暑さと湿度との戦いで1枠しかないノックアウトステージへの切符を大邱との争いで少し焦りを感じたもののしっかりと突破を決めた。

8月では様々な方々の協力を得ながら実現したホーム「埼玉」での集中開催。
準々決勝までは危なげない試合をしていたが、準決勝で対峙した全北現代は手強かった。正直ホームでなければ負けていたかもしれない。選手の諦めない姿勢とサポーターの作り出す雰囲気でPK戦まで戦い抜き、決勝進出を決めた。

サポーターと力を合わせて勝ち上がってきたこの決勝戦。特別な時間を無駄にせず優勝へと向かいたい。

☆アルヒラル戦への展望

情報と印象
・システムは4-4-2
・速さと鋭さを持ち合わせたハイブリッドチーム
・代表クラスの人材が多数在籍
・Jリーグにはひとつも類似なチームがない印象

予想スタメン

希望スタメン

欠場濃厚: 知念、シャルク、モーベルグ、髙橋
出場停止: なし

GK〜DF

この試合ではこのメンバーが堅実な人選だ。

注目はこの試合の出場を見据えてトレーニングしてきたキャプテン酒井選手
状態は気になるが、自身がこのACLを手にするために移籍してきた目的を果たすために身を粉にして挑むはずだ。

MF〜FW

こちらも変わらずとなりそうだが、トップ下の小泉選手が上手く試合に入れるか、いつも通りパスコースを切りながらのプレスをしっかり行い、かつボール保持でも機能するかが重要。
場合によっては彼より強度のある安居選手の抜擢があってもいい。

トップでは興梠選手はスタメン濃厚で控えフォワードが注目どころ。
おそらくカンテ選手がメンバー入りになりそうだが、リンセン選手も負けてない。
数少ないチャンスをモノにできるよう、集中して試合に臨み仕留めてもらいたい。

☆相手の特徴

《攻撃の特徴》
中央打開を狙いとして持ち、カウンター時には即行かつ速攻で仕留める

ポゼッションにおいては中央を打開するために仕掛けに行き、サイドへ散らす。そしてクロスを中心にゴール前へ圧力をかけて迫るのが彼らの典型的な形。

浦和としては引き過ぎてはいけない。
ズルズルと下がるのは彼らの思う壺。どこかでライン設定を行い、オフサイドトラップをかけるくらい規制していきたい。特にショルツに合わせるのがベストだろうが、4バック全員の意識共有が最重要だ。

また、カウンターの鋭さがとにかくすごく、Jクラブにはないスピードがある
正直ポゼッションよりもカウンターの方が得点率は高く、攻撃成功率も格段に高いのではないかと感じる。

起点は確実に中盤の主将アルファラジ。彼の左脚から繰り広げられる展開力は危険で、彼を中心にゲームが組み立てられている。また、彼とパートナーを組むカンノも要注意で、W杯でもサウジアラビア代表として前への推進力が目立ち存在感を出している。浦和で言う伊藤敦樹のようなタイプで敵にいると厄介だ。

そして前には強力なフォワードが構える。特に左のアタッカーであるアルドーサリは2017年の顔合わせから今でも主軸。右の天敵カリージョは出場が怪しいが、ブラジル人ミシャエルも未知数で注意が必要だ。
前線にはルカクのような巨漢マレガが構え、出場が微妙だが、イガロやビエットもいる。タレントは豊富だ。

《守備の特徴》
クロス対応に難ありだが、即時奪回や球際が激しい

守備は攻撃と同様にとにかく“速い”のが特徴。

ボールを即時奪回する速さのはもちろん、球際においては一人がアタックしたのちに複数人が囲みにきて包囲する。これはJリーグのどのチームも行わない特徴的な守備だ。試合開始直後からびっくりするかもしれないが、出来るだけ早く対応し、ファールをもらうなど工夫ができたら最高だ。

そして多くのメディアが報じていたが、クロス対応の甘さやセットプレーでの守備は弱点として間違いなさそうだ。

彼らの昔からの特徴だが、ボールウォッチャーになりやすい。今のチームはこのボールウォッチャーだけでなく“譲る”シーンも散見され、狙い目はいくつかありそうだ。相手からしたら神出鬼没な興梠慎三は特に嫌そうなタイプと言える。また、大久保智明のような小柄で重心の低いドリブラーは無理に足を出してファールで止めざるを得ないシーンも多々作れるだろう。

☆キーマン

[浦和] A・ショルツ選手 背番号28(RCB)

第1戦は我慢の試合。
攻撃的に支配して行きたくても、圧倒的な雰囲気に呑まれ引かざるを得なくなってしまうだろう。
そんな時はプレスもカバーもできる彼の力に頼り、“集団”としてゴールを守っていきたい。また、彼がいることによってPKキッカーとしても助けられ、セットプレーに難がある相手にも得点を狙っていくためにも彼の力は重要だ。

[ヒラル] アルファラジ選手 背番号7(RCM)

左利きのキャプテンでゲームメイカー。
2017年の初対戦からこのクラブに残る古参勢。年齢も経験も重ね今非常に良い時期を過ごしている。
ボランチの相方モハメド・カンノとの相性もよく、浦和のボランチと組み合わせが似ている。
特に強度の面でここに勝らなければ勝機を見出すのは大変だろう。潰しに掛かりたい。

☆結びに

「リスペクトを払い過ぎずに」と言うと、日本人は少しでも心に感じて残ってしまい消極的になりやすいので、
「リスペクト払わず思い切って立ち向かえ」
これくらいの意識で臨むだけだ。

90分は一瞬で過ぎ去る。
その中で何ができるか、何を残せるか。
今一度考えてみてほしい。
終わってから後悔しないためにも、一つ一つのプレーに魂を込めて、全力で向き合え。

得点を取って最小失点で浦和に帰るぞ。
日本で待っているのは浦和レッズを支える多くの熱いサポーターだ!

☞ついにきたビッグマッチ!必ず雪辱を果たす

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?