ACL GS2　vsハノイ🇻🇳（H）

2023/10/4 19:00  IN埼玉スタジアム2002

ACLグループステージ開幕戦で前節武漢とアウェイゲームを闘ったレッズ。今節は同じく開幕戦4-2で敗戦したハノイFCとのホームゲームだ。

ハノイは2022シーズンのベトナムリーグとリーグカップの2冠を果たし、23シーズンのACLに参入してきた。
現在はシーズン前のプレシーズン期間であるが、先日浦項とグループステージの初戦を戦っており、ホームで2得点を記録してものの前半の3失点が重く敗戦している。

ハノイにとってはシーズン始めの方の試合で、これからコンディションを上げる段階なので今回もベストな状態とは言えない。
また今夏で主力が移籍でチームを離れ、加わった選手もまだまだ連携面等擦り合わせが必要な段階だ。

そんなハノイはポゼッションスタイルを貫き、ベトナムリーグ内でもトップクラスの成績を叩き出している。
攻撃時では左右に揺さぶるポゼッションが目立ち、ボールの回し方が上手なチームだ。
守備時は5バックとなり、後ろに重たいチームでMD1で対戦した武漢と似ている。
しかしこの守備陣は弱く、敵対する相手のマンマークが甘く、捕まえきれていない。

国内リーグではある意味無双状態ではあるが、ACLではそう簡単にはいかない。
屈強な攻撃陣を擁するチーム相手にはまだまだ場数や経験が劣り、隙が多い。

浦和としては得点が多く取れてもおかしくなく、少なくとも得点は見込める相手だ。
万が一、グループ内の順位が並んだ場合は直接対決の得失点差や得点数が優劣を決める。
どの試合でも共通だが、ホームでできるだけ多くの得点数を稼ぎたいところだ。

☆ハノイ戦への展望

情報と印象
・システムは3-4-2-1
・ポゼッションスタイルで貫くサッカー
・技術がしっかりしている選手が多い
・攻撃がかなり面白いチームという印象

予想スタメン

希望スタメン

欠場濃厚: 明本、中島、大久保、安部、シャルク
出場停止: なし

GK〜DF

この試合でどこまで崩してくるかがポイントだろう。
特にセンターバックの人選は岩波選手は当確だろうが、パートナーがホイブラーテン選手かショルツ選手か、はたまた知念選手にチャンスが回ってくるか注目だ。

そして右サイドバックではキャプテン酒井選手が濃厚だが、是非とも宮本選手か馬渡選手を起用してもらいたい。
彼らは出場機会がほとんど訪れず、サポーターも彼らのパフォーマンスを待ち侘びている。

MF〜FW

報道では伊藤敦樹選手が別メニューとのことで、この試合は回避するようだ。
そうしたら同じく岩尾選手も是非ともお休みいただきたい。

相性の良い95年コンビの柴戸選手、平野選手で高パフォーマンスを叩き出し、スタメン争いをさらに熱く盛り上げてほしい。そして今後に繋がる糧にしてもらいたい。

そして2列目ではパンヤ選手のデビューを期待する。普段のトレーニングで同一ポジションの選手よりパフォーマンスレベルが劣って出場できていないのなら仕方ないが、1回でもいいから起用はしてもらいたく彼のレベルを計りたい。リーグ戦ベンチにも入れない状況が続くが、この一試合で今後が変わるかもしれない。

☆キーマン

［浦和］　大畑歩夢選手　背番号66（LB）

一時期ライバルの明本、荻原がスタメンから外れた時期では良いパフォーマンスを見せていたが、荻原が安定してきた今、また厳しい状況に置かれかけている。
ACL開幕戦では無念のハーフタイム交代。ターンオーバー濃厚なこの試合で攻守において存在価値を示したい。

［ハノイ］　J・タグウ選手　背番号95（RF）

背丈は高くないものの足元の技術がしっかりしており、今夏サウジアラビアに渡ったセネガル代表FWサディオ・マネのようなプレイヤーだという印象を受けた。この選手は今夏移籍してきた選手の一人だが、個の力で2得点取れた浦項戦のように浦和戦でも得点を狙っているはずだ。注意は必要だ。

☆結びに

いよいよACLホーム開幕戦。
連戦の中厳しい日程になるが、この試合が終われば1週間後の試合。

ターンオーバー濃厚になりそうだが、出たメンバーでしっかりとした結果を得られるように勝ち切ろう。

☞酒井キャプテン不在の可能性も