J1第2節 vs横浜FM(A)
2023/2/25 14:00 IN日産スタジアム
開幕戦はなんとも残念な結果に終わってしまったレッズ。今節は苦手意識の強い昨年王者のマリノスと対戦。マリノスは開幕戦を川崎相手に2-1と勝利しており、ホームで勝利して勢いをつけたいところだ。
レッズはマチェイ・スコルジャ新監督のもと、初陣を飾った東京戦から改善を図り、今季初勝利をアウェイの地横浜で飾りたい。
☆横浜FM戦への展望
予想メンバー
希望メンバー
欠場濃厚: なし
出場停止: なし
GK〜DF
基本的にはメンバーを変えてこないと予想。
記者会見でもゴールキーパーの西川選手と鈴木彩艶選手の名前を挙げ、西川選手のキックはアドバンテージになると話しており、引き続きの起用が濃厚だ。
ディフェンスラインでは、酒井選手の状態が良くない。両サイドでき2番手であろう馬渡選手をスカッドに入れたいところ。
MF〜FW
東京戦では伊藤敦樹選手や小泉選手、大久保選手のパフォーマンスが良かったので、引き続きのスタメン起用が濃厚だ。
問題はトップに入る人選だ。
開幕戦のリンセン選手は得意のライン間を幾度となく駆け引きをし、惜しいチャンスを演出していた。しかし彼の力を考えてみると今ひとつである。マリノス相手には相性が良いはずなので彼もまた引き続きの起用が濃厚だが、ゴールも宣言していることから得点を期待したい。
☆展開予想と相手の特徴
マリノスがホームであることや、スコルジャレッズの出来が要因だが、ほぼ間違いなく試合をコントロールされる可能性が高い。
一辺倒な攻撃が続けざるを得ない展開が続きそうだが、根気強くトライしたい。
《攻撃の特徴》
スピード感を持ったアタッキングフットボール
プレスからボールを奪取し、素早くサイドへ叩くのが彼らの基本原則。
ボランチが長い時間ボールを持つことがなく、できるだけ早くサイドアタッカーへと渡してドリブル突破やクロスを狙う。
《守備の特徴》
プレス強度とディフェンスラインの高さ設定
前線からプレッシャーをかけ、ボランチまでもが参加してパスコースを限定してくる守備をするので、低い位置からのビルドアップには注意したい。
逆に、ボランチまでもがサイドへハメに行くので、ポジション重視な真ん中に構えるのではない。したがって中央のボランチスペースが空きやすいので上手く利用を。
弱点は昨年のホームマリノスで後半ユンカーの3得点したように、裏のスペースは未だガバガバなように感じた。
浦和フォワード1人だけが裏へのスペースを狙っても、高い位置取りをするゴールキーパーを使って問題なく処理できるだろうが、両サイドアタッカーやトップ下、さらにはボランチまでもが高いライン設定すれば二次攻撃へと繋げられる。
また、川崎戦では後半ディフェンスライン4人が全員左利きなのもポイントだ。よく出場する選手の多くが左利きなので、うまく利き足を切りながら逆足を使わせるような守備をさせれば穴が見えてくるはずだ。
☆キーマン
[浦和] 大久保智明選手 背番号21(LM)
昨年もアウェイマリノス戦でアシストを記録しており、期待のレフティー。
ゲームが停滞した場合、彼が相手を一人二人をかわし突破できれば、相手ディフェンスはマークをずらす。ここで“違い”を見せることができればチャンスを演出できる。
今季も彼が攻撃の糸口となりそうなので、得点やアシストの結果を求めたい。
[横浜] 水沼宏太選手 背番号18(RW)
彼は右サイドアタッカーとしてはナンバーワンのクロサーだ。彼はドリブル突破する左サイドのエウベルと違い、ボールを持ったらクロスを
入れるよう心がけている。
右利きの右サイドなので、中に活かせるような守備をして浦和ボランチと2人で対応したい。
一番は簡単にクロスを入れさせないことだ。
☆結びに
タイトなゲームになりそうなこの試合。
「勝ちに行くぞ」という気合いを全員が持たないと簡単にやられて試合を落とすだろう。
前節の内容を見てしまうと今節もこうなってしまうのではないかと危惧するが、選手達には闘う姿勢を全面に示してもらいたい。
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