J1第27節 vs京都(H)
2023/9/15 19:30 IN埼玉スタジアム2002
前節アウェイ新潟戦ではPKで先制するも前半のうちに大久保選手を負傷離脱で欠き、難しい戦いの中で追いつかれ、無念の引き分けをしてしまったレッズ。今節は上位追走するためにもホームで勝たなくてはならない京都との対戦。
京都は過去5試合2勝3敗と負け越してはいるが、京都視点で言えばぼちぼちの戦績か。
2列目の貴重な突破口であった大久保智明を失った今、どのような切り口で得点を奪うかが焦点となる。
試合メンバー
開始直後の序盤は京都に押し込まれる展開が続いた。そして徐々に慣れていた浦和は強度の高い京都ディフェンスに苦戦しながらもチャンスを作っていき、前半最大のチャンスが45分のシーンとなった。
このシーンでは、カンテ選手の収めから関根選手へ裏へのボール。これが綺麗に繋がり相手ゴールキーパーと1対1の状況を作る。
しかしどうしたことか、かわす選択肢は良いアイディアだったが、かわすための右足アウトが大きく蹴ってしまい帰陣してきたディフェンダーにカットされてしまった。
そして前半のアディショナルタイムにもプロ締結した早川選手が思い切って左脚を振り抜くもゴールキーパー正面。
徐々に試合に柔らかさが出てきた。
そして後半には浦和がボールを多く持ち、ずっと攻めているような展開が続いた。
しかし特に目立ったのは荻原選手からのボールが全く合わないところ。彼のボールの質やタイミングが味方と合わないせいが強いが、このクロスに対応できるようになれば敵なしになれると思う。
チャンスシーンはカンテ選手をはじめPK疑惑のリンセン選手、興梠選手にもあり、誰一人ゴールを決めきれなかったのは世界的に珍しいが、この試合最大の課題となった。
☆Pick up Player
DF No.26 荻原拓也選手
京都は古巣戦となり、少なからず気合は入っていたようだった。
チャンスシーンはほとんど彼から始まっており、ストライカーに合わせるだけのボールがなかなか供給できずディフェンスにカットされてしまうなど、最後の質が今後問われてくるだろう。
☆結びに
この試合は審判の判定に異議を唱える人が多くいるかもしれない。
しかし、数多くのチャンスがあったにも関わらず得点を決めきれなかったのは事実。
次節以降取りこぼしがないよう、フォワード中心にワンチャンスをものにする決定力を高めていきたい。
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