ACL PO　vs理文🇭🇰（N）

2023/8/22 19:30  IN埼玉スタジアム2002

いよいよ浦和レッズの2023シーズンアジアチャンピョンズリーグがこの試合から始まる。

今大会に参加する日本チームはJ1王者横浜F・マリノス、天皇杯優勝チームのヴァンフォーレ甲府、J12位の川崎フロンターレがグループステージから参加し、前年度のACL優勝チームである浦和レッズがこのプレーオフからの参加となる。

ACLプレーオフであるので、アジアチャンピョンの我々からしたらレベルがかなり低いクラブからの対戦となるが、天皇杯同様格下相手には油断禁物だ。

理文はサイド攻撃主体で、クロスボールに対応するストライカーやドリブルに長けたウインガー、さらにはマンツーマンディフェンスの守備陣が構える。特別技術力に長けた選手は少なく、スタミナ面や集中力維持の面でプロフェッショナルとは言えない部分があり、思わぬミスなどで一気に崩れる可能性があるチームとの対戦だ。

このチームの特徴は“守備陣は守備を” “攻撃陣は攻撃を”と二極化しているように感じる。これはサッカーチームとして中央が割れやすいのは良くないことで、分割してしまっている。

攻撃陣の特徴では、フィジカルに長けた選手が多く、ゴリゴリとドリブルで突破してくる傾向がある。
守備陣の特徴では、無責任なプレーが多くあると感じ、組織的な守備ではなく個の連続で守っており隙は少なからず有るとみていいだろう。

☆理文戦への展望

情報と印象
・システムは4-2-1-3
・フィジカルを活かしたプレーが多いチーム
・外国籍選手は技術力がある
・強いチームとは言えないが得点力を備える

予想スタメン

希望スタメン

欠場濃厚: 知念
出場停止: なし

今季のACLは昨年と異なり外国籍選手起用の枠が5+1になったので、浦和に在籍する選手全員が起用できるJリーグと同じ運用となる。
そしてベンチ入りできる選手も拡大されているので、誰を起用するかは試合展開によって変わりそうなので予想が難しい。

GK〜DF

J1リーグで失点が最も少ない我々だが、ここは次の試合出場停止なホイブラーテン選手をはじめ同じくスタメン濃厚な岩波選手、出場機会に恵まれない大畑選手や馬渡選手、さらには再デビューをここでしたい宮本選手などを起用し、レギュラー組を中心に中2日の湘南戦へ向けターンオーバーを敢行したい。

特に一番期待している欧州帰りの宮本選手。
この選手は昨年在籍時にはリカルド監督の下守備力は納得するパフォーマンスであったが攻撃面で課題が残った。ここの部分を含めレベルアップした姿を半年ぶりに見せたい。そして示したい。
同ポジションの酒井選手に少しでも近づくべくまずは出場機会をここで得たいところだ。

MF〜FW

ボランチ2枚では、控えに回っている柴戸選手と平野選手を起用。ここで試合感覚やマチェイ監督に自身の好調ぶりを示したいところだ。

2列目では久々の復帰を果たした小泉選手をはじめ、まだ先発の機会を得ていない中島選手は是が非でも先発で使いたい。そしてチームに合流してからおよそ1週間経ったパンヤ選手も最低ベンチ入りはさせたいところだ。

トップのポジションでは、開幕直後のルヴァンカップアウェイ湘南戦のみ起用され、その後負傷離脱した髙橋選手を使いたい。
不慣れな左サイドアタッカーとして使われていた時期もあったが、本来はこのポジションの選手。新たなオプションとして持ち前のハイプレスと得点能力を示したい。

☆キーマン

［浦和］　小泉佳穂選手　背番号8（CAM）

4日前の試合で3ヶ月ぶりの先発出場でおよそ1ヶ月ぶりの出場となったこの選手。
トップ下のチャンスメイカーとして今季は唯一無二のタレントであるが、メンタル面でしばらく問題を抱え戦列を離れてしまっていた。
いよいよ今季のACLが始まり、自身としてもこれから復調していくために、強度の比較的低いこの試合で試合感覚を取り戻す一試合にしたい。

［理文］　E・カマルゴ選手　背番号8（RW）

先日の試合ではバリ・ユナイテッド相手に左足の精度の高いカットインシュートを決め、ブラジル人らしいドリブルに長けた選手。
この選手は32歳と脂の乗った年齢で、184センチの体格を活かしたゴリゴリとドリブルをしながら足元の技術もある初戦で目立っていた選手の一人だ。

☆結びに

理文はシーズン始まったばかりな情報量の少ない未知数なクラブ。

我がホームでできることに感謝して、相手に得点を必ず与えず完勝で進出を決めよう。

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