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人はなぜカツオを求めるのか


目には青葉
 山ホトトギス
  初鰹

今日は、知り合いの魚屋さんから「最高のカツオが入った」との連絡を受け、急遽刺身を作ってもらってきました。
(カツオをメインで、って言ったのにまた色々つけてくれた)

刺身盛り合わせ2人前(1080円)



カツオをマヨネーズで食べよう、って毎回思うんだけど、ニンニク醤油の魅力に勝てずいつも忘れてしまう。
なぜ人はこんなにもカツオを欲するのか。


カツオには三大旨味成分である、「イノシン酸」が含まれています。
ニンニクにはもう一つの三大旨味成分の「グルタミン酸」が含まれています。
旨味成分は単体で摂取するより、掛け合わせて食べると相乗効果により強烈な旨味へと進化する、というのはみなさんご存じのところ。

しかも、グルタミン酸+イノシン酸は和食の基本である「昆布+鰹節」と同じで相性が抜群の組み合わせ。
ニンニクの強烈なオイニーと脂がのった最高のカツオの強烈な旨味を口の中でぶつける。
口の中ではじけ飛ぶ旨味!香り!風味!辛み!旨味!旨味!旨味!旨味!!旨味に次ぐ旨味!
そしてさらにアミノ酸が含まれる辛口日本酒で流し込む。

それら一つ一つの食材がそれぞれ最高のパフォーマンスを発揮し、口腔内をフルスイングで襲ってくる。

美味しくないはずがありませんね!!!
ニンニクのにおい?
そんなものは知りません。
今が良ければそれでいいのです。


なので、マヨネーズの選択肢があったことを、いつも食べ終わってから思い出します。

あぁ、また来週カツオ買ってくるかぁ。

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