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人を魅了するいい写真

こんにちは、最近投稿の頻度が落ちてきているのでもっと頑張らないとなぁと思っていますが、内容がなかなか思いつかないですね・・・
ブロガーやYoutuberの方々はどのようにして企画を考えているのか気になります。


本題に入って、写真家を目指すなら「いい写真」と言われる写真を撮るのがいいなんていう言葉を聞いたことがあります。

流し撮り、シャッタースピードを少し遅くして被写体ブレしている写真など、「かっこいいだけで、中身がないじゃないか」なんて写真に厳しいなん意見をかけられることもあると思います。

私も、中身がある写真を撮りたいなんて考えてメッセージ性のある写真を撮ってみようなんて考えていたことがあります。

何か目標をもって取り組むのは、写真に限らず何に対しても大事なことだと思います。

しかし、この前個展をしたときに好評だった写真はどれも好評だったんですが、その中で意見が割れた写真がありました。




上の写真は、主に写真を長くやっている人から「こんなにも、人がたくさんいる中で主題がすぐにわかっていい」「ひとりだけやる気がなさそうな写真で面白い」「マスクしている人が多くて、コロナ渦なのも伝わる」という意見をいただきました。
これこそ、メッセージ性のある写真ですが写真をしていない友人には素通りされていた写真でした。

一方、下の写真は写真をしている人からはかわいいけど、「ピントがあってない」とたくさん意見をいただきました。私もピントが猫にあってないのが気がかりな写真です。
写真をやってない人はこの写真を見るとそろって「かわいいい」と言っていて、これ買いたいと言ってくださるかたもいました。


肝心の撮った本人はどっちが気になっていたのかというと、撮ったときは下の写真が気に入ってました。理由は言わずもがなピントの合っていなさを超えてかわいいからです。
上の写真は実は、撮ってから男性が一人だけダルそうにしていると気が付きました。私は、光と影に注目して撮ることが撮ったときは多かったので光の反射の前に横断歩道を渡っている光景が綺麗で撮りました。
私のインスタを覗いていいただくと分かるんですが、光や少しぽかぽかするような写真が多いので、社会性という点に着目すると自分の写真ではないような気は今でもします。

下の写真は後から、「確かにこんな瞬間はなかなか撮れない」「みんなちゃんとやる気のあるように見えて実はやる気のない人もたくさん居る。コロナにつかれている」と社会の縮図のような気がしてすごくいい写真だなぁと思います。


結局何が言いたいのかというと、「人によっていい写真は違うので、自分の好きな写真を突き詰めていけばいい」と「誰か、一人でも魅了すればそれは立派ないい写真」です。

人によって見え方が全然違って見ているポイントも全然違うので人に写真を見せることで、「いい写真」じゃないと思っている写真も人によれば傑作のような写真になることもあります。逆にいい写真だと言われていた写真も人によれば「ピントが合ってないダメ」と言われお蔵入りしてしまう写真もあると思いますが、このように見た人に作品が別の作品のような感じ方が出来るのは展示会の面白さだなぁと思いました。

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