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デジタル周回遅れを取り戻して

今日も事務所入口につくられた巣の中で、親鳥の帰りを待つ雛たち。私が住むマンションの廊下でメジロの若鶏が親鳥に見守られながら飛ぶ練習をしている事がある。ツバメにしてもメジロにしてもあえて人がいるところを選び、カラスとか猫とか自分達を襲う外敵が寄り付きにくい場所を選んで生活している。こんな身近なところで日米安保みたいな関係が築かれている。生き残るための知恵を野生動物から学ぶ私ですが、最近は農地関連の引き合いをいただくことが多く、ノウハウが溜まり、知識が定着されつつあるので大変ありがたい。様々な手続きをやることで、許認可の全体的な構造は掴みつつ、どこかに専門性を置き、そこを起点に自分の視野と相手の視野を広げられる様な提案をして行くことが出来るかが今後の成長の鍵となるのは間違いなさそうだ。そんな農地転用だが、簡単に説明すると農地を農地以外の目的に使うことを農地転用と言って、同一地権者でやる場合が農地法4条、他者に所有権移転又は賃貸借をしてやる場合は農地法5条の許可申請というのを行う。許可権者は基本都道府県(政令指定都市は市)で基本は市町村が窓口になって対応するが、転用面積によっては都道府県直で申請するパターンもあるがほとんどが前者だと思う。この市町村窓口、許可権者が都道府県という構造は許認可ではよくある構造だが、そのせいで質問に対しての回答が遅い。「県がまたわかる図面を作ってください。」って言っている窓口の方々が1番現状わかってるのではと。特に農地転用、開発許可みたいな地域の実態に即した判断が必要なものは、細部のことわかってない都道府県に無駄にお伺い立ててる時間があったら、地域状況をよくわかってるはずの市町村が独自判断した方が意思決定早いんじゃないのと思ってしまうのだがそうはいかないのかな、、、とにかくやりとりだけでももう少しスムーズにならないかな。対面とか電話とか忙しい窓口の時間を奪う要素を機械学習させたチャットbotとかでスムーズにならないのかな。メールでのやりとりだって手間に感じるのに、そのやりとりさえも制限付きでまともに出来ない部署とか大変だろ。、、、行政の中でも、不合理に感じている人は沢山いるはずなんだが新陳代謝悪そうだから中々変えられないんだろうな。

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