見出し画像

引き際は大事

半額クーポンがあったので、小麦の奴隷でパンを買い家族でランチ。ザックザクカレーパンは全員に好評。意外だったのが3歳、6歳の2人に大好評。あまり辛くないし、クルトンのカリカリが食感が好きなようだ。カレーパンだけでもまた買いにこよう。

「いきなりステーキ」、創業者の一瀬社長が引責辞任:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1270D0S2A810C2000000/

ペッパーフードサービスの一瀬邦夫社長が引責をするそうだ。一瀬社長といえば、2年前ぐらいのカンブリア宮殿にてすかいらーく創業者の横川さんと対談をしたのを思い出したが、自分が食べたいものをお客様も好きになってくれるという主観的目線の経営哲学と、自分のおいしいものが相手も美味しいとは限らないということを前提に、相手の口に合わせた味と素材の組み合わせをするというお客様目線の経営哲学という、お客様を喜ばせるという方向は一緒だが、ルートが真逆のふたりの対談が面白かったな。一瀬社長は自分本位な経営者という部分でGoogleマップで開いてるテナントみて決めてしまったり、高原価率をうたった客には全く響かないであろうセンスないポスターは確かにどうかと思ったし、改悪されていくサービスにネット民にも色々ネタにされていたのは覚えているが、お客様目線すぎて媚びまくったお店よりは、自分の売る商品に絶対的な自信を持つという姿勢は私は嫌いではなかった。私はとにかくお店が混んでるイメージと仕事中肉臭くなるのごちょっとと思ってできた当初何回かしか行かなかったが、この質のお肉をこの値段で食べられるのはかなりお得だなと思っていた。
今回は、長男に後釜を譲るようだ。会社経営をひっちゃかめっちゃかやって、赤字を垂れ流したまま次の世代に回したと書く人も見つけたが、少なくともペッパーランチ、いきなりステーキが社会で認められて、沢山の人に愛された時期があったのは事実で、自信を持って作った店は72歳の石頭では時代に追いつけないから、新しい風で復活すると信じて託したのかなと思う。今回の社長も会社の栄枯盛衰を経験し、さまざまな修羅場を今でも潜り続け油が乗っている50歳なので、会社を食い潰すバカ息子でなければ復活のチャンスはあるのかもしれない。潔く引き下がり次の世代に託すということは時には必要なことだと思う。あとは余計な口出しをしないように、、、だな。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?