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定番だからこそ見え隠れする気遣い

本日、仕事場近くの郵便局によった時に、すぐ隣に併設されているローソンを通り過ぎたら、「たっぷりからあげくん タルタルソース味」というのが発売されていた。私の中でからあげをタルタルソースで食べるのは定番の食べ方の中では上位にランキングしているが、肉と衣の間にソースを入れ込んじゃうのは新しいなと思い、高カロリーには目をつむって購入しました。買ってみて分かったことですが、今回タルタルソースをあえて衣に入れたのには、ローソンの定番商品であるからあげクンのコンセプトにある。からあげクンヒストリーですが、1986年4月生まれで現在33才とローソンのロングセーラー商品です。実は店内にフライヤーを導入したのはコンビニ業界ではローソンが初めてだそうだ。
当時は今でも定番のアメリカンドックがメジャーだったが、「指でつまんで歩きながら食べられる“ホットスナック”」というコンセプトで登場したのがからあげクンだそうだ。今回タルタルソースをあえて中に入れちゃうのも、当時からのコンセプトを一貫して商品開発をしている結果であると見受けられる。そういった意味ではこの商品はコンセプトから全く外れていない、むしろローソンのからあげクンに対する思いが改めて強調されたものであることがわかる。

だがしかし肝心の味だが、、、私的には少し酸っぱいかなと。あくまで好みだと思いますが、私は常温ぐらいのタルタルソースを豪快に上からかけて食べる方が、熱々の唐揚げでタルタルソースの酸味が程よく際立つ温度になった時が1番美味しく感じる。からあげの中に入れてしまうと、フライヤーと共に揚げられてしまうため、タルタルソースの温度が上がりすぎて酸味が少しキツく感じる。手を汚さずに食べるという発想はかなりいい線だけど、中に入れる系ではチーズ味と比べると数段味が劣るかなと。

結論はタルタルソースは上からかけるが正解。

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