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続続続々•京都大家族旅行〜京都編 2日目〜

2日目が描き終わらない。というか京都旅行がまだ描き終わらない。気持ちはまだGWとかではなく、なんとなく思い出しながら描くのが楽しいのだ。というわけで、「南禅寺 順正」にて美味しい京の湯豆腐を沢山堪能し、ビールも程よく回ったところで、大家族みんなで夜の京都散策を開始。やるとは言っても6時でまだまだ明るい。

蹴上インクライン。疏水上流の蹴上船溜と下流の南禅寺船溜を結ぶ全長約582mの傾斜鉄道。上流と下流で約36mの高低差があって、このまま船じゃ通れないから船ごと線路に乗せて運べば荷下ろしもしなくて良いし楽なんじゃない?と言って作られた線路で、ケーブルカーと同じ原理で船を運んだようだ。春には両側に植えてある桜が咲くとまた違った姿が見えるようだ。この時期はものすごく地味なスポットかもしれないが、私としてはこの日1絵になる写真が撮れた場所。電車好きの息子は線路の上を歩けるという事で大興奮。午前中に行った鉄道博物館の時も動いている電車に目がいってたから、本物思考なところがあるのかもしれないな。


途中に見えてくる、廃墟。2階の窓には本棚が見え、沢山の本がそのままになっている。なんとも不思議な力に惹きつけられる。

蹴上インクラインからそれていくと、ちょうどインクラインの下あたりに位置するねじりまんぽと呼ばれる歩行者用のレンガ造りのトンネルがある。まんぽがトンネルでねじりはレンガがねじれるように組まれている姿を指すようだ。
南禅寺付近には「南禅寺水路閣」、「蹴上発電所」など私と妻が好みとする古めの建築物、廃墟があるようで、ごたごたした嵐山行くぐらいならここの辺もう少し散策したかったな。インクラインも端から端まで歩いてみたかったが、本日の最終目的地となる八坂神社に行くためさらに移動は続く。しかしこの日は本当に歩いてるな。こんなに歩いているのに疲れないのは京都がもつ様々な姿にアドレナリンが出ているからなんだろう。この日はきっと即落ち出来るだろうという事でまだまだ歩く。続く。

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