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旅を通して、自分のしたいことを知れたかも。

先日、約50日の海外バックパック旅が終わった。

渡航国は、順番にオーストラリア、シンガポール、マレーシア、タイ。

大学4年生の夏休み。
通常は長期の夏休みを取る行動がマイノリティとして考られている学部に属しているが、教授から半強制的に夏季休暇を取得することにした。

どうしても夏休みが欲しかった理由がある。

それは、

オーストラリアで旅をして、将来住んでみたい場所を探すこと。

(オーストラリアに興味を持ち、この国で旅をしたい、住みたいと思った理由は上の記事で綴っているので、読んでくれたら嬉しいです!)


そのため憧れが詰まった国へと実際に足を運び、現地の人と話をして、街の雰囲気を五感を使って味わうようにした。

上の答えを追求するためならば、大学生最後の夏休みと前期で稼いだバイト代を全て投資することを厭わなかった。

パースかシドニー。

オーストラリア旅を終えた今、上の2都市が自分の生活拠点として最高の場所になるだろうと声を大にして言える。

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パースの街並み。
いつか都会と自然の絶妙なコンビネーションの虜になっていた。


オーストラリアで住みたい場所はどこか?

これに対する答えを探しながら、もう1つ真剣に考えたいことがあった。



人生で本当にしたいことは何か?



約50日の旅を通して、2つのジャンルが自分の頭を駆け巡っていた。

・IT

・旅



IT

この業界には、ちょうど1年前に就活を始めた時から関心があった。

IT企業を中心に面接を受けた結果、あるIT企業から内定をもらいそこで新卒として働くつもりだ。

日常的に新しい情報を学ぶことが好きで、暇があればYoutubeでIT関連の情報をキャッチアップするほどだ。

最近は、web3やブロックチェーン、メタバースやNFTなど、今後のビジネスとは切り離せないキーワードにワクワクを感じる。

常に情報や技術がアップデートされる環境に身を置きたい、手に職を付けたいと思い、新卒としてIT企業への入社を決意した。

この企業でたくさん学び、たくさんの経験を積み、近い将来は海外で通用する人材になりたい。

そしてあわよくば、オーストラリアの現地企業にアプライしたい、と自分の人生を描いている。



自分の人生に、”旅”という言葉が一生付き纏うと思う。

高校生の自転車旅から始まり、高校の修学旅行と大学で短期留学で海外が好きになり、TABIPPOの学生団体を通じて旅の楽しさに触れた。

自分の好きなことは何かと聞かれたら「旅をすること」だと真っ先に答えるだろうし、就活でも自己紹介の鉄板ネタに旅を使っていた。

これからも、さまざまな旅をして人生を歩んでいると簡単に想像がつく。

旅は自分にとって、"ただの娯楽"でしかないと思っていた。

しかし、今回一種のエンターテイメントとして旅をしていたはずが、純粋に旅に関する業界で働くのも楽しそうだ、と心のどこかで考えるようになった。


オーストラリアでのゲストハウスの生活。
多種多様な国籍の人と毎晩お酒を飲みながら、お互いの文化について語り合った。

メルボルン、シドニー、ブリスベンの2000キロのドライブ。
美しいオーストラリアの自然の中をドライブをすることで、都会の忙しい環境から少し離れることができ、落ち着いて自分自信を見つめ直すことができた。

ケアンズの親戚、ブリスベンの友達の友達の家でのホームステイ。
日本では経験できない、オーストラリアならではのローカルな暮らしを体験することで、旅先の地元の人と交流する楽しさ、その土地ならではの情報を知ることの面白さを感じた。

旅が大好きなTABIPPOの友達との観光地巡り。
旅をすることで、これまで気づけなかった友達の一面に触れることができ、より親密な関係を築けた。

バックパック旅として人気な旅先・東南アジアでの滞在。
安くて東南アジア特有の味が美味しい料理、日本ではあり得ない働き方、全く読むことのできない急に変わる天気、そしてとても汚いトイレ。
大変なことを経験しながら、東南アジア各国のいいところを学べた一方、改めて日本が好きだとも気づけた。


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オーストラリアで一緒に旅をした仲間たちとの写真。


まだまだ出てくる旅での学び。旅の良さについて話だすと止まらなくなってしまう。旅は最高の娯楽であり、一生の趣味になりそうだ。

旅を通して自分自身の成長も感じたし、世界中にたくさんの友達ができた。

こんなにも素晴らしい体験や学びを、もっと多くの人に体験して欲しい。

そんなこんな堂々巡りをしていると、「旅の業界で働いてみるのも楽しそうだな」とふと思うようになった。


IT業界、それとも旅業界で働くか。

前者ならば海外で働くことを視野に入れたいし、後者ならば日本を拠点にして働いているのだろうと何となく想像がつく。

つまり、IT業界ならばオーストラリアでの就職を目指したいし、旅関連ならばオーストラリアでの生活とは少しかけ離れるかも。


ITと旅の2つの要素を掛け合わしてみるのも面白いかもしれない。

Airbnbがその一例だと言えるだろう。
全世界の人たちの働き方や旅の仕方の変化は、この企業の活躍が絡んでいると言っても過言ではない。

このような画期的なビジネスもしてみたいと、心の底のどこかで思っている自分もいる。



IT、旅、もしくは旅×IT。

どの道に進むかで、目的、成し遂げたいこと、最終的に目指すゴールの全てが変わる。

いずれにせよこれら3つの道、今回の旅を通してどれかには携わりたいと思うようになった。


どの道に進むかは今後の自分の行動次第。

まずは残り半年間、卒業するために研究に励む。
卒業後は、新卒で内定を頂いている企業で一生懸命に働く。

その後の進路はどうなるか全く想像がつかない。

しかし、残りの学生期間、専攻の化学の勉強をしながらも、英語・旅・ITの勉強も手を抜かずにしたいし、卒業後に働きながらも新たな学びや刺激のために旅に出たい。


IT、旅、もしくは旅×IT。

たくさん行動して、勉強して、旅をしていれば、上の3つのうちどこかの進路に落ち着いているような気がする。



自分の信念を信じて行動をすれば、自ずと道は開かれる。

そしてその先にある未来で楽しく働き、生活をしているはずだ。

まるで、旅先での新たな出会いのように。

                                                           

                              2022.09.10

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