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【バトスピ記事】勝ちぐせをつける、3つの方法。

皆様、こんにちは。
タケでございます。

世の中はすっかり秋の気配を見せ、空気もひんやり。

体調を崩しやすい季節になってきましたが、皆様如何お過ごしでしょうか?


さて今回もカードゲームプレイヤーへの精神論となる訳ですが、皆様のカードゲームライフが少しでも充実し、楽しい物になるように記事を書いていきます。

今回のお題は【勝ちぐせをつける方法】。
何故高ランクプレイヤーは、沢山勝てるのか?
自分が勝てない理由はなんなのか?
そして勝つためには?

今回はこの様な内容で、皆様に解説していこうと思います。

それではレツゴー。


●勝ちぐせを付けるとは

○そもそも勝ちぐせって?

勝ちぐせとは、端的に言って「勝てる場面でしっかり勝つ」と言った処でしょうか。

例えば、自分が使用するデッキでの対面。
有利を取れるアーキタイプだったとします。

ですが、いくら有利対面と言っても、やはり負ける事はあります。

自分のデッキが回らなかった。
相手のデッキがフル回転した。
良く分からない効果に対面し、判断を誤った…などなど。

敗因は考えだしたらきりがありませんが、兎に角有利な対戦を落としてしまう。
そんな事も、カードゲームでは起こり得ます。

次に、不利対面であった場合。

こちらの場合は、比較的自分が不利で対戦は進みます。

ですがこちらも上記同様に、勝てる場面もあります。
それは何故勝てたのでしょうか?

自分のデッキがフル回転した。
相手の動きが悪かった。

やはり様々な要因が絡んできますが、こちらも時の運。
何故か勝ててしまうのも、カードゲームの妙だと言えるでしょう。

しかし、どちらの状況でもこれを運だと決めつけるには、少し簡潔過ぎる気がします。

これを少しでも自身の技術と知識、そして経験で、勝利に結びつける事は出来ないでしょうか?

単純にいつもの動きをするだけではなく、少し考え方を変えて行くことで、良好な結果を引き出すことは出来ないのでしょうか?

つまり、勝ちぐせとは
「勝てる場面でしっかり勝つ習慣を付ける」
と言うことです

○勝つための訓練と練習

カードゲーム大会の主催は、大きく公式大会・非公式大会のニ種類に分けられます。
単純に運営・企業が公式が開催しているか、していないかの差です。

バトスピにおいて、公式大会での連覇と言うのは、非常に難しいと思います。
この話は、後日また解説します。

また、大会形式は多種に渡りスイスドローやシングリエリミネーションなど、それぞれの大会で方法は様々取られています。

これからの解説では、そちらを理解した方が分かりやすくなると思うので、簡単に解説しましょう。

○スイスドロー


参加人数により対戦回数を決め、その中で勝率が良いプレイヤーを優勝とする大会形式です。
定められた対戦回数は、途中ドロップ(途中棄権)しない限り、必ず対戦出来ます。
16人程度の参加者の場合なら、4回戦程度。
それ以上になると五回戦・六回戦と、人数が多くなればなるほど、対戦回数は増える事になります。

○トーナメント


所謂勝ち抜き戦です。
形式としては非常に単純で、勝てば次の対戦へ。
負ければそのままドロップとなります。
勝者が最後の一人になるまで続け、残ったプレイヤーが優勝となります。

○エリミネーション


指定された回数敗北すると強制ドロップとなる、勝ち抜き戦です。
シングルエリミネーションなら、一敗した時点でドロップ。
ダブルエリミネーションなら、二敗した時点でドロップなど、規定された回数まで負ける事が出来ます。
大きな大会の予選などで、沢山の参加者を篩にかける場合等に利用する大会形式です。

以上を覚えておけば、一先ずは大丈夫でしょう。

○マッチ

世界的に有名な【マジック:ザ・ギャザリング】や、日本カードゲームの代名詞【遊戯王】は、上記の形式の他にマッチと呼ばれる方法を取っています。

一回の対面において、3回の対戦を行わせる方式。
先に2戦勝利したプレイヤーが勝者となり、運に強く左右されるカードゲームにおいて、マッチ戦はとても重要な対戦形式であると筆者は考えます。

バトルスピリッツにはありませんが、遊戯王等においてサイドデッキと呼ばれる予備カード郡を用意する事も出来、そのマッチ中であればサイドデッキからカードを入れ替える事も可能。

これは高い戦略性を持ち、対面したデッキへの妨害であったり対策。
場合によってはデッキの性質を変えてしまう様な、サイドデッキを用意する事が出来る。

個人的に、バトルスピリッツにこれが無いのが、非常に惜しい点であると思う。

○大会形式を理解した上で練習する

さて、長々と大会形式を説明したきた訳だが、これが勝ちぐせにどう影響するのだろうか。

上記の大会形式を読んで重要なポイントは「勝つ事」である。
どの大会形式を見ても、上位を狙いたいなら敗北は許されない。

ごく当たり前の事を言っているので、面食らう読者もいるだろうが、ここが重要。

皆さんの練習において、この緊張感で練習出来ているプレイヤーは、どれだけいるだろうか?

例えば、貴方があるデッキを次の大会で使用する事を決め、練習を始めようとする。
練習の方法は様々ではあるが、一先ずは友人との対面と、よく知る仲間とのオンライン対戦で手応えを確かめる方法を取る事にした。

この場面では、知った仲であるプレイヤー達に、テキストの注意や効果の発揮タイミング。
細かい注意点や枚数の調整など、気軽に情報の交換が可能であるだろう。

さて、別のケースを考える。

一人でデッキを組み、所謂一人回しをしてデッキを調整する。
正直、筆者は一人回しで効果があるのは、初手のドローから1ターン目の動き位しか無いと思っている。

確かに相手に妨害されない、もしくは妨害された過程を考慮してデッキを回す事もあるが、実戦的ではない。

それくらいカードゲームには多くのプレイヤーとデッキが存在し、プレイングもプレイヤー様々である。
一人回しには、デッキの調整と言う側面で見たら、限界がある事は事実である。

果たして、より実践的な状況での練習が、皆様はどれだけ出来ているのだろうか。
その点については、私も同じである訳だが。

●勝ちぐせを付ける3つの方法

それでは、いよいよ本題に入っていこう。
以下より、勝ちぐせをつけるための方法を解説していくが、これが総てでは無い事は周知して欲しい。

ただ、「勝つ」「勝てるようになる」為の近道としては、個人的には非常に効果的であると思える内容を記載していくつもりだ。

是非とも参考にしてみてほしい。

○強いデッキを使う

もちろん当たり前じゃないか。と、言われるプレイヤーも多くいる事だろう。

しかしながら、現行メタに存在するデッキから学べる事は多く、またどれだけシェイプアップされ、無駄を削ぎ落とされた状態であるかも知ることが出来る。

トップで解決等と言う言葉もあるが、その解決出来るカードを多く採用し、常に可能な限り最良のドローが出来る様にデッキが組まれている。

特に大会で結果を残したデッキを組み、使ってみる事で、ソレを体感する事は容易であると言える。

もちろんデッキ自体のポテンシャルは非常に高いので、勝ちを掴みに行くことも容易くなると思われる。

つまり、強いデッキを使用する事で「強いデッキはどの様に動き、どの様な強みを持ち、どの様なリーサルパターンで勝ちに行くのか」を知ると共に、メタを読む力を自分に付けさせる事が出来るようになるのだ。

これが分かってくると、ファンデッキやエンジョイデッキであっても、高Tierに喰らいつけるデッキを組める様になってもくるだろう。

これもまた、カードゲームの面白い処だ。


★デッキ選択については、是非ともこちらの記事も参考にしてみて欲しい。


○練習する相手、場を作る

コロナ禍になり、様々な事がオンライン化した。
この波はカードゲームでも同様で、様々なコンテンツでのオンライン対戦が、とても活発になったと言えるだろう。

これを利用すれば、毎日でも練習をする事は可能だ。

ただ、デメリットも存在する。
オンラインであると相手の状態の確認はカメラと言葉のみで、正直イカサマをしようとすれば、それは容易い。
そんな心無いプレイヤーも、少なからず存在するのも事実だ。

また、勝負が不利になってくると、勝手に接続を切ったりするプレイヤーもいる。
それだけならまだしも、場合によっては暴言を吐いたりするプレイヤーもいるようだ。

ある程度仕方無し、と割り切れるプレイヤーならいいが、そんな状況に置かれて、オンライン対戦に嫌気が差すプレイヤーも多い事だろう。

しかし、やはりオンライン対戦は便利でもあり、そこを拠点として色々なプレイヤーと対戦する事が出来れば、プレイスキルは必ず上がるだろう。

上記ではデッキの質の話をしたが、ここでは対戦数。
つまり「量」の話となる。

沢山の対戦は、きっと貴方に多くの知恵を授けてくれるに違いない。

○意見を受け入れる気持ちを持つ

良くある話だが、自分のデッキに対しての他人の意見を、受け入れる気持ちは重要だ。

特に大会上位にいるプレイヤーは、効果としても強く、高いアドバンテージを得られるカードの見極め能力が非常に高い。
または多くの対戦経験の元、効果的なカードを見つけ出す知識も豊富だ。

しかし、やはり一定数「このカードは、私の拘りです」と言った、そのプレイヤー独自のデッキへの拘りがあったりする。

これは私にもあったが、実際茨の道だった。

これを唱えるならば、「勝てない」と他と比較する前に、「わざわざ勝てないデッキをチョイスしている」と言う自覚を持つべきだろう。
勿論そうなれば、勝てないデッキを使っているのだから、結果はほぼ勝てないとなる。

大会上位のプレイヤーは、それでもコツコツと高い完成度のデッキを回し、練習量を増やし、効果的なカードを見極めてまた回す。を繰り返している。

一段階デッキパワーが不足しているデッキを使用すれば勿論勝てないし、そのデッキを強くしようとなれは、時間もかかってくる。

自身で拘りをもって自作デッキを作るなら、デッキパワーの向上、練習、カードの見極めと共に、更に多くの時間が必要になってくるのだ。

そして強いプレイヤーからの助言を無視するとなれば、それはもぅ苦労する事は間違えないだろう。

一先ずは助言されたカードを使ってみる。

これもまた、強くなるための一歩である。

万が一自分が勧められたカードに手応えを感じないならば、またデッキを元の形に戻せばいいだけの事。

意見を受け入れる姿勢というのも、時には必要である事を覚えておきたい。

●最後に

と、まぁ当たり前の事を書き示した訳だが、これが出来ないプレイヤーは多い。

特に三番目に記載した内容で、苦しんでいるプレイヤーも多いのではないだろうか?
実際私もそうだった。

是非とも強くなるために、上記を可能な限り実践してみて欲しい。

きっと新たな世界が見えてくるはずだ。


それではまた。




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