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ただの感想メモ(自分語り要素はありません)

「魔女見習いをさがして」を観ました。


今更感


作品の題材であるおジャ魔女どれみ自体は、デジモンまでの時間が暇だから見てるだけだし!別にこんな恥ずかしいの好きじゃないし!と誰に責められた訳でもないのに毎週親に言い訳をして観ておりました。
健康優良少年の僕がこんな女の子みたいなアニメ観てるのバレたら絶対に小学校で苛められるな.....などと、止まらない被害妄想と謎の後ろめたさを抱えつつ、毎週たのしくリアタイしていた思い出深いアニメでした。

なので、「おジャ魔女どれみが好きだった3人の女性が、縁によって知り合い、それぞれの悩みや夢を見つけていく」というコンセプトは正直否定的な目で見ておりました。
だって、それはアニメをネタにしたオタクの自分語りじゃないですか。
そんなもんSNSに行けばいくらでも見られるのに、何故わざわざ1時間30分の映画にする必要がありましょうか?(なんかスマホのメモ帳スクショして、3〜4枚くらいでツイートに貼り付けてお出ししてますよね。ダークテーマで)

しかし、僕の勘ぐりは無意味でした。
どれみやおんぷちゃんが出なくても、やはりおジャ魔女どれみの頃と変わらず「愛と勇気と魔法の物語」になっていました。
子供の頃には簡単に解決出来たのに、大人になると難しくなる事。些細なケンカ・窮屈な現実・失恋の悲しみ。
現実の世界に、アニメのような便利な魔法はないけれど、ほんの少しの勇気と、好きという思いがあれば、誰もが変わる事ができる。自分の世界さえも、変えてしまう事ができる!それがきっと、大人にとっての『魔法』なんだろうナ〜
そしてその力は未来へと続き、また誰かの魔法に繋がっていくのだなあ。と、大きな希望を感じさせてくれる良作でした。あとクライマックスでどれみちゃん達によるおジャ魔女カーニバルが流れた時はボロッボロに泣いた。ベタだけどオタクはこういう演出に弱い。僕は全然オタクじゃありませんけど…..

ちなみに僕はおんぷちゃん派です。作中で「男子は皆おんぷちゃん好きだよね〜」と言われておりましたが、どうやらその通りらしい。というか瀬川おんぷちゃんになりたかったし、今でも全然なりたいですけどね。
文句ありますか?文句があるのなら、刑事訴訟してください。こっちは、本気でやってるので。力には力で対抗しなければ、貫けぬ『義』もあるので。
でも今だったらメスガキ枠になっちゃうのかナ.....何はともあれ100点です。100点。やっぱさァ!!!女児アニメってさァ!!!!

いいよね..…


『勇』と『愛』が総てを変える。


おわり(オチなし)

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