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どうか冗談で和ませてほしい

皆様いかがお過ごしでしょうか。お元気ですか?身の安全が確保された場所にいらっしゃいますか?皆様の大切な方々もご無事でしょうか

新年早々自然災害に襲われ、旅客機と海保機の接触事故が起きました。
まだ2024年を2日間しか経験していませんが、その間に起きた出来事です。今のところ新年が明けておめでたいのかよくわかりません。

元日、能天気な笑顔溢れるお正月特番が鬼気迫るニュース番組に代わりました。もはや癖で開くSNSでも、凄惨な被害を訴え助けを求める人々の声で溢れかえっています。

約20年間私と付き合ってきましたが、どうやら私は感受性が豊かなタイプのようです。命に関連する話題に関しては特に。
重篤な病を患い、機械に命をつなぎ留められながら最後の時を迎える親戚を見舞って過呼吸で倒れたり、笑顔で隣を歩く人にたらればで死の話をされて泣いてみたり。だめなんですよね、自分ではどうしようもできないことと向き合っては一人心を病んでしまう。(同じ様な理由でサークルの退会ネタはあまり好みません...)

91歳の祖母も最近一人病死室で生涯を終えようとしていて、お見舞いに通う日々です。初めてその状態で面会したときは少し泣きました。もういつどうなってもおかしくない状態だから、予約も面会時間の制約も私たち親族には課ないんですって。悲しい。面倒くさがりつつ従うから課してくれ。
昏睡状態に近い祖母ですが私の甲高い声に気づいて目を開けてくれます。(祖母の妹は聞こえるかね!と目を二本の指でこじ開けちゃうんだとか…💦実の姉妹だからできること…)元気なころは怯えるくらい口の立つ祖母でしたが、今は顎を僅かに動かすだけで私は何も聞き取ってあげられません。それでも命に関わる状態だと病院から父に連絡が入った12/27から頑張ってくれて新年を迎え、振袖姿を見てと約束していた20歳の式典まであと4日となりました。病室まで会いに行くからもう少し待っていてほしい。


そう、楽しく友人や家族とお話をするけれど、実は精神的に少し不安定で揺れ動く日々なのです。弱い自分と知りながらSNSを開き静かに心を病む…そして姉に悲しい悲しいと心情を垂れ流す…

前回は2020年、コロナ禍で芸能人の度重なる訃報を聞いて病みました。「なんかよくない年なんやろうか」という私に、姉は向き合ってるような、かわしてる様なお返事をくれました。(上の写真)この返しはちょっと面白いし、「時代が時代なら遷都改元だよな~そんな大掛かりなことせずによく耐えてるわ~」と3年間私を励ましてくれました。

そして今回は百人一首95番の「おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染の袖」と共にアドバイスを二つくれました。
一つ目は「つぶれるまえに、心の健康を金で買え」自分では何もできないけどまた命が失われてゆくと病むのではなく、募金をして私も復興の1役を買った役に立ったのだと自信をつけろ。この自信は金を払えば買える!とのこと。
二つ目は「お前は感受性が豊かなんだからそれを認め、不安をあおる情報にわざわざ触れるな。SNSはミュートワードを設定しろ。他のことに時間を使え」これは思い返せば前回も言われてました。自殺、性差別・犯罪関連のワードが既にミュートされてたので、そこに災害関連のワードをプラス。現在31個ミュートワードがあります。これをしてからすごく楽になりました。「リアルタイムで災害情報を得られないと自分の身に危険が及ぶことがあるかも」と伝えると、「起きるかもしれないことに身を震わせ心を削るな、何かあれば伝えてやる。私はそんな情報、醤油のラベルの文字程度にしか思っていない」と言われたのでとりあえずそれを信じてみることに。新たな楽しみも後で共有しますね。特別です。

こうして冗談で返されたり強い言葉で導かれたりしながら、姉のお世話になって明日も生きるのです。なんとありがたい存在。
長くなっちゃった。スマホだと長い文章読む気失せますよね。ごめんなさい。

気が向いたらお姉ちゃんのことも書ーいてちょ♡♡(友人の発言のオマージュ その友人の話もいつか)と言われたその日に姉の話をしてしまったーー
でも姉についてもう一つ書きたい話があるんです。また書くね🫶🏻


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