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戦後日本の居住文化

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間取り集、家相本、日曜大工・・・。戦後日本の居住文化を紐解くことで、わたしたちにとっての住まいを再考します。
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#戦後

大げさにいえば戦後住宅のふる里|「滋賀の家展」を読む

滋賀県立美術館の開館40周年記念企画展「滋賀の家展」がスタートしました。会期は2024年7月13…

大黒柱をささえるママへ|1966年『パパと健康』を読む

今日のジャケ買い。近藤宏二『パパと健康:フジサワホームドクター』(藤沢薬品工業、1966年)…

土管に住むこと|戦争と戦後を生きたふたりの漫画家

漫画家の富永一朗氏が亡くなられたとのニュースに触れました。テレビ番組「お笑いマンガ道場」…

聖蹟ひばりヶ丘団地の「御ベランダ」にはためいた「オムツの旗」

ちょうど60年前の1960年9月、皇太子明仁親王(現・上皇さま)と美智子妃ご夫妻は、東京・田無…

夏休み、実家に帰るメカニズム|絵本で読む戦後日本型循環モデル

のりもの絵本の巨匠・山本忠敬(1916-2003)の代表作『しゅっぱつしんこう!』(福音館書店、1…

明るい農村住宅の嫁と姑|戦後農村生活改善の理想と現実

進取の嫁と固陋な姑いつの時代も嫁姑問題はあるもの。 太平洋戦争に突入した翌年に出版された…