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戦後日本の居住文化

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間取り集、家相本、日曜大工・・・。戦後日本の居住文化を紐解くことで、わたしたちにとっての住まいを再考します。
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2023年4月の記事一覧

あの家もやっとうだつが上がった|民法学者・中川善之助の「うだつ」を読む

出世しないとか、お金に恵まれないなどの境遇を指して用いる慣用句「うだつが上がらない」。よ…

未来の働きものに贈る住居学|建築史家・藤島亥治郎の児童書を読む

戦後の再出発にあたって「働きものの『みつばち』のように、勉強に励み立派な人間になる」、そ…

『マイホームの練習|戦後経験主義教育と単元「住宅」』【妄想企画メモ】

1950年代はじめ、悲惨な戦争を乗り越え、あたらしい日本社会を築く民主主義マインドを持った人…

妻と子どもと車と家と|1961年、山一證券連載広告にみる戦後日本の家族像

山一證券が累積投資の個人会員(M.I.クラブ)向けに発行していた『月刊M.I.』(M.I.はマンスリ…