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戦後日本の居住文化

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間取り集、家相本、日曜大工・・・。戦後日本の居住文化を紐解くことで、わたしたちにとっての住まいを再考します。
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2018年7月の記事一覧

新潟地震と「バス団地」|災後にあらわれた最小限工業化住宅の夢

1964年6月16日13時1分に発生した新潟地震後にあらわれた風変わりな仮設住宅を、雑誌『暮しの手…

家財道具との連帯|絵本で読む「モノ」と「ヒト」の関係とその再編

民俗学者・今和次郎(1888-1973)は、敗戦直後の1945年末に出版した『住生活』(乾元社)の冒…

明るい農村住宅の嫁と姑|戦後農村生活改善の理想と現実

進取の嫁と固陋な姑いつの時代も嫁姑問題はあるもの。 太平洋戦争に突入した翌年に出版された…