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📘生徒への言葉

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生徒に贈る「言葉」をまとめています。 日々感じていること、昔の自分が言ってもらいたかったことを「言葉」にしました。
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2020年12月の記事一覧

📘<生徒へ>032
試験がせまってきて
だんだん自信がなくなっていく

失敗したときの言い訳を一日中考えている

でも言い訳は何の役にも立たない
今日から始めればいいんだ

これから、これから
自分の肩をポンとたたく気持ちで
何度でも口に出して言ってみよう
これから、これから

📘<生徒へ>031
チャンスのクラゲは
いつも廻りに漂っている

気付かない内にすれ違う
いつも探している者だけが気づいて
すれ違う前にキャッチする

運よくチャンスを手に入れても
不誠実に接していると
触手の毒の反撃で
ピンチに転ずる

チャンスのクラゲは
今も傍に漂っている

📘<生徒へ>030
私には友人がいる
私には家があり家族がいる
私はジーンズを持ち鞄をもっている

でもそれらは「私の物」ではない

人は何も持たずに生まれてきた
今持っていると思っている物はあとから
手に入れたものだ

人は実は何も持っていないのだ
何も持たない自分自身以外は

📘<生徒へ>029
どんなに現実と離れていても
夢は諦めない限り手が届く

明日を見つづけよう

夢は「予定」だと自分に言い聞かせよう
「予定」のために今日やるべきことを
やっておこう

どんなに失敗しても
夢は消えない

だけど夢を諦めた瞬間
夢はあとかたもなく消えてしまう

📘<生徒へ>028
あなたは大切だ
あなたの命はかけがえがない

自分の大切さを知ることは
うぬぼれやジコチューとは違う

自分を傷つける人は
他人も平気で傷つけてしまう

自分の大切さが分からない人は
まわりの全てのことの尊さに気づかない

📘<生徒へ>027
トンボの幼虫はヤゴ
蚊の幼虫はボウフラ
幼虫はみんな成虫になるために
準備をしている

準備が間に合わなかった虫たちは
成虫になれない
冬の寒さに負けてしまう
そうならないように幼虫のうちに
いっぱい食べて栄養を貯めておく

じゃあ、君たちヒトの幼虫は?

📘<生徒へ>026 嘘をついたときは すぐに気づいて 叱ってください 頑張っているときは 黙って見守って 私にパワーをください 心が折れてしまったときは まあそんなこともあるさと 微笑んでください 人を傷つけてしまったときは まっすぐ私の目を見て 謝る勇気をください

📘<生徒へ>025
雨上がりの水たまり
勢いつけて飛び越えろ
着地の足跡
自己主張

一つ越えたその次は
深くえぐれた車のわだち
足を取られてすってんころり
泥にまみれてぬれねずみ
涙をぬぐって見上げれば
真青な空にひこうき雲

明日はきっといい天気
今日よりいいことありそうだ

📘<生徒へ>024
見上げると吸い込まれるような青空
泣きたいくらいに懐かしいのに

遠くに湧き立つ入道雲
楽しかった思い出に手が届きそうなのに

あぜ道に広がるひまわり畑
黄色い絨毯が蜃気楼のように揺れた
むせ返るようなせみの声が一瞬止まり
懐かしい声が聞こえたような気がした

📘<生徒へ>023
まっすぐ見えても、紆余曲折
がんばり続けて四苦八苦
終わりの見えない旅だけど
ゴールを信じて精一杯
ときにはがけから転げ落ち
満身創痍で絶体絶命
だけど捨てる神ありゃ拾う神あり
がけの底へクモの糸
人間万事塞翁が馬
終わり良ければ全てよし

📘<生徒へ>022
懐かしい家族の顔
暖かいこたつ
勉強しなさいと叱る声
合格を喜ぶ笑顔
病室で握った冷たい手

少しずつ輪郭がぼやけていく

あそこにあった温もりを
探したけど
あるのはヌケガラだけ

共に生きていくことは楽しいけど
共に生きていた思い出は寂しい

📘<生徒へ>021
家には心開かぬウサギがいる
抱き上げようとすると抵抗する

心開かぬウサギは
寂しさに耐えられない
ほったらかしにされると
後ろ足で床をタンと叩く

家族に愛されているのに
愛されてないと思っている

ぼくたちは味方だ
君を傷つけようとしているのは
君だけだ

📘<生徒へ>020
どうせやらなければならないことなら
さっさと済ませてしまおう
それが面倒なことなら
なおさら
ほったらかしはやめよう
さらにこじれて
取り返しがつかなくなる

いつまでも迷うばかりなら
「なるようになるさ」とやり始めよう

最初の一歩があるから
二歩目がある

📘<生徒へ>019 友だちを裏切ってはいけない 喧嘩をした友達は 戻ってくるかもしれないが 裏切られた友達は 二度と戻ってはこない 大切な人に甘えすぎてはいけない 裏切っても許してくれると 勘違いしてはいけない 本当に裏切ったら いくら謝っても その人はあなたから去っていく