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📘生徒への言葉

39
生徒に贈る「言葉」をまとめています。 日々感じていること、昔の自分が言ってもらいたかったことを「言葉」にしました。
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記事一覧

📘<生徒へ>039
「ついてないや!」となげく前に
振り返ってみよう

自分は全力を出し切っただろうか
これが精いっぱいだったのかと

「ついている人生」は
待っているだけでは手に入らない

幸運は持てる力を出しつくしたときにだけ
天が与えてくれるプレゼントなのだから

📘<生徒へ>038
朝起きると幸せの予感
今日はきっといいことがある
窓を開けると白モクレンが香る
冷たい水でのどを潤し
ザブザブと顔を洗う

昨日までのどんよりした雲は
もうどこかへ行ってしまった
手を切るような冷たい水も
優しく柔らかに姿を変えた

春待ち草よ
春はすぐそこ

📘<生徒へ>037
嘘をついてはいけない
嘘はそれをごまかすための嘘を生み
身動きがとれなくなる

あなたは人生を自分で選んでいく
影響を受ける人はいるかもしれない
でも生き方はあなたに任されている

人生は自分で選んだ通りにしかならない
あなたはあなたが一生をかけて作っていく

📘<生徒へ>036
その茶色の子犬は
お母さんの匂いの残った毛布のそばで
しっぽを振り毛布にじゃれついている

毛布がぼろぼろになり母の匂いも消えたころ
やっと一人だと気づく

いずれ巣立つときがやってくる
毛布にしがみつき続ければ
新しい場所では生きていけない

📘<生徒へ>035
おかえり!
ずっと待っていたよ
君が帰ってくるのは
ここしかないから

おかえり!
一人ぼっちになって
ずいぶん無茶したらしいけど
帰ってきて
本当によかった

おかえり!
君は一人じゃない
遠回りしたって
道に迷ったって
帰る場所があるんだ

📘<生徒へ>034
もし自分が悪いと思ったら
勇気を持とう

勇気を持って
自分の弱さと向き合おう

勇気を持って
自分の間違いを認めよう

勇気を持って
謝ろう

勇気を持って
自分を変える努力をしよう

自分の非を認める勇気は
勇ましくは見えないが
一番むずかしい

📘<生徒へ>033 さあ出発しよう 今が始まりのときだ 目の前に開いている新しい扉に向かって歩き出そう 無謀に見えても 今すぐその扉をあけ 新しい世界にふみ出そう 見慣れた風景を捨てよう カラをやぶり 昨日から抜け出すんだ 始めることを続ける限り 人は進歩する

📘<生徒へ>032
試験がせまってきて
だんだん自信がなくなっていく

失敗したときの言い訳を一日中考えている

でも言い訳は何の役にも立たない
今日から始めればいいんだ

これから、これから
自分の肩をポンとたたく気持ちで
何度でも口に出して言ってみよう
これから、これから

📘<生徒へ>031
チャンスのクラゲは
いつも廻りに漂っている

気付かない内にすれ違う
いつも探している者だけが気づいて
すれ違う前にキャッチする

運よくチャンスを手に入れても
不誠実に接していると
触手の毒の反撃で
ピンチに転ずる

チャンスのクラゲは
今も傍に漂っている

📘<生徒へ>030
私には友人がいる
私には家があり家族がいる
私はジーンズを持ち鞄をもっている

でもそれらは「私の物」ではない

人は何も持たずに生まれてきた
今持っていると思っている物はあとから
手に入れたものだ

人は実は何も持っていないのだ
何も持たない自分自身以外は

📘<生徒へ>029
どんなに現実と離れていても
夢は諦めない限り手が届く

明日を見つづけよう

夢は「予定」だと自分に言い聞かせよう
「予定」のために今日やるべきことを
やっておこう

どんなに失敗しても
夢は消えない

だけど夢を諦めた瞬間
夢はあとかたもなく消えてしまう

📘<生徒へ>028
あなたは大切だ
あなたの命はかけがえがない

自分の大切さを知ることは
うぬぼれやジコチューとは違う

自分を傷つける人は
他人も平気で傷つけてしまう

自分の大切さが分からない人は
まわりの全てのことの尊さに気づかない

📘<生徒へ>027
トンボの幼虫はヤゴ
蚊の幼虫はボウフラ
幼虫はみんな成虫になるために
準備をしている

準備が間に合わなかった虫たちは
成虫になれない
冬の寒さに負けてしまう
そうならないように幼虫のうちに
いっぱい食べて栄養を貯めておく

じゃあ、君たちヒトの幼虫は?

📘<生徒へ>026 嘘をついたときは すぐに気づいて 叱ってください 頑張っているときは 黙って見守って 私にパワーをください 心が折れてしまったときは まあそんなこともあるさと 微笑んでください 人を傷つけてしまったときは まっすぐ私の目を見て 謝る勇気をください