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【仕事】勘の良い人悪い人

四半世紀以上、フリーターをやっておりますと、それはもう、色々な人と出会います。
掛け持ちしていた時期もまあまあ長く、職歴はソラでは書けないほどの数(笑)。

そんな訳で、他人様に誇れるような職歴はないものの、人を見る目だけは自信があります。
こと、仕事に関しては第一印象でほぼ見抜けると思う、マジで。つまり、「使える」か「使い方に工夫が要る」か、「使えない」か。
それ以前に、「関わったらヤバい人」は100%わかる。これは結構皆様もわかるとは思うのですが。

今のバイト先では、「この人、デキる…!」と思った先輩方が退職され、内心、「けっこーヤバいのでは」と思っていたのですが、ヤバくない先輩がいるのでめちゃくちゃ頼りにしております。
ヤバい先輩もいますが(笑)。今日は本気でヤバかったです。疲労困憊です。こっそり休憩時間短縮したけど追いつかなかったです…。

愚痴はさておき、「仕事がデキる人」というのは、「勘の良い人」でもあります。私は勝手に「仕事の勘=仕事勘の良い人」と定義しているのですが。
仕事の流れをきちんと把握し、予測を立てて動ける人ですね。自然、効率良くキビキビした動きができます。
これは、ある程度経験を積めば、誰でも、ある程度はできるようになります。職種が変わっても基本ができていればあまり問題を起こすことがありません。

しかし、中には何年同じ仕事をしても、それができない人もいます。
そういう人に共通して見られるのは、「自分だけ楽したい」という考えを持っていることです。自分さえ良ければ良い、という感じですね。

仕事というのは、どんな職種であっても一人ではできません。必ず他の誰かと関わりを持つことになります。
そして、仕事がデキる人は、「楽したい」という部分は同じでも、対象が違っています。

「明日の自分が楽になるように」

「次の業務が楽になるように」

常にほんの少し未来を見ています。結果、今の自分が大変になることはありますが、「明日」「次」の仕事が楽になり、仕事が回るようになります。
また、「他の誰か」が楽になることもあります。
楽になった「誰か」は口に出さないまでも感謝の念を抱くことになり、それが巡り巡って「いつかの自分」が楽になるのです。

良い職場にはそういう良い循環が起こります。
誰もが気持ち良く働けて、それが仕事の結果に繋がるようになります。

…ということを、「仕事がデキる人」は知っているのですね。

私は割と最初の頃のバイト先で、そういう上司や先輩に恵まれたため、経験として学ぶことができました。これは、今考えても幸せなことだったと思います。
とても大きな財産です。フリーターとして数多くの企業で働くことができてきたのは、そのお陰です。だいたいの仕事は合格ラインをクリアできると思います。
(ただし、正社員として責任ある仕事をした訳ではないので、あくまでバイト、パートの話です。誰でもできるけど、使えるバイト、使えるパートになれる、という話です)

残念ながら、そういうことを学ぶことなく、何十年も生きてきた人を見る度に、
「この人、めちゃくちゃ損してるなあ」
と思います。きっと今更変わらないだろうからね。

そういえば、昔の職場でそういう仕事勘の良い先輩がいたのですが(年齢は私よりかなり若い方です)、可愛い顔して毒舌なところがあり、仕事のできない同僚(先輩より歳上)に対して、
「私より〇年も長く生きてるのに、〇年分損してるんですね♡」(ニッコリ)
と言ってのけたことがあるそうで、申し訳ないけど笑っちゃったなあ。見てみたかった(笑)。
まあでも、そういうことだと思います。

これから就職する方も、Wワークやパートを始めるという方も、
「少し先の楽を取る」
ということを意識されると、職場から必要とされるのではないでしょうか。
それは、仕事に限らず、これから生きてゆく上でも大事なことになると思います。

ただ、無理に動こうとすると心身のバランスを崩すことにもなりますので、頼れるところは頼って、無理のない範囲でね。
良い循環を生み出す人には、良い仲間がついてきます。これは私の経験則です。

どうか皆様のお仕事が少しでも良く動きますように。
いつか、この日本という国が、良い循環の中で発展しますように。

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