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日本神話 古事記 やさしい解説

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2019年11月の記事一覧

日本神話(11)伊邪那岐命 御身滌(みみそぎ)のくだり 1/4

『御身滌(みみそぎ)のくだり』 この段(くだり)は重要だと思っているので刻んで書いていきます。 しかし書き下し文の神の名(みな)にとらわれず、さらっと読んでください。 大切なのは今回の章ではありません。ここは真実を淡々と読みましょう。 伊邪那岐命は黄泉國での穢(けが)れを清める為お祓(はら)いをされます。 ---------- 是(ここ)を以(も)て伊邪那岐命 詔(の)り給(たま)はく「吾(あ)は伊邪志許米志許米岐穢(いなしこめしこめききたなき)國(くに)に到りて在り祁

日本神話(10)黄泉の国のくだり 言止め

本日は「祝賀御列の儀」でした。今は勤労感謝の日である新嘗祭は皇尊(すめらみこと)が即位して最初の祭りだけ特別に大嘗祭として営まれる大変重要な祭祀です。しかし宮内庁は大嘗宮の規模を前回の2割縮小し建物の一部をプレハブ化し中心の悠紀殿、主基殿を茅葺(かやぶき)から板葺に改めたうえ、招待者も減らすという。この宮内庁という機関は何のためにあるのか。はなはだ疑問だし、このタイミングで女性宮家の話も出てきていて「サラミ戦術」で皇国を貶めることを目的として存在しているとしか思えません。しか