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【2022年】新しい年のスタート✨

こんばんは、大山です。
2022年がスタートして早くも半月が経ちましたね。
年末年始は何をされて過ごされましたでしょうか?
ゆっくり家族と過ごされた方もいれば、帰省はせずに仕事したり、友人や恋人と過ごされた方もいらっしゃることかと思います。

自分はというと、毎年元旦もそんなに変わらす仕事をして過ごすことが多いのですが、今回は去年の12月31日まで仕事をし、1月1日は2022年の計画立てなどをして過ごしました。
そんなに仕事してどうするの?と友人からは言われたりすることもあるのですが、以前教えていただいた元旦の過ごし方が教訓となり、このような過ごし方を毎年しています。

一年の計は元旦にあり

以下の引用部分が一流の商売人・ビジネスパーソンになるための心構えとして教えていただいたことです。
自分の場合は一流の結果を求めていましたので、教えていただいた元旦の過ごし方をずっと意識してやってきました。
商売人としてまだまだ精進が必要であるため、継続していこうと決めてやっています。
内容もせっかくなので共有させていただければと思います。

一年の計は元旦にあり

ある老舗の呉服問屋の元日。
陽も昇らぬ暗いうちから、もう仕事は始まっている。
正月休みなどないのである。
二人の若者が、忙しく働いている。
店主・田代佐之助の二人の息子である、長男の慶一と、次男の昇二だった。長男の慶一は、父も通った代々の習わしに則って、中学を卒業してから遠方の呉服問屋で数年間の丁稚奉公を経て、この店に戻ってきたので、この仕事は長い。
次男の昇二は、兄とは異なり、東京の大学に進学して経営学科で経営戦略やマーケティングを学び、父と兄を助けるべく、卒業後にこの店に入ってきた。
父や兄が行かなかった高校や大学に進んで勉強した昇二は、当初は自分の商売に関する学に自負もあったが、実際に勤め始めてからは、父や兄の商学の深さを痛感し、常に父や兄の言うことを素直に聞くようになった。

早朝から始めた作業が一段落つき、慶一と昇二は腰を下ろして一息つくことにした。
昇二の入れた熱いお茶から、白い湯気が上がる。
「正月の仕事も、すっかり慣れたようだな。昇二」
「まあね」
兄弟は笑い合いながら茶をすする。

この店に帰って来たばかりだった頃の昇二は、年末年始も働き続けることに戸惑いがあった。
同級生たちは一流企業に入社していった者ばかりだったが、誰もが年末年始は休んでいて、正月休みの日数がどれだけ長いかを自慢し合っている。
自分は地方の小企業だが、なぜ自分たちだけは人の見ていない年末年始や深夜早朝にまで働くのだろう、という想いが強かった。

しかし、兄の慶一が常にその意味を教えてくれた。
それは、大学の授業では絶対に教えてくれない、まさに「商道」の心であった。
それを知ってから、昇二は真剣に仕事に取り組むようになった。
正月に仕事をする意味、正月に休む意味、正月に門松やしめ縄を店に飾る意味…
あらゆることの意味を、慶一から教わり続けていた。

昇二は、壁に掛かった時計を指差して言う。
「時計は、いつ見ても正確な時間を差しているから役に立つ。どうしていつも正確な時間を差しているかというと、自分たちが見ていない時にも、ずっと動いているから。誰も見ていなくても休まず働き続けるから役に立つ、だろ」
「ちゃんと覚えてるんだな」
「兄さんはめったに口では教えてくれないからな。口で教えてくれたことは、忘れないよ」
「はは…」
慶一は、視線を窓の外にやった。
通りには初詣に行く人たち、初詣から戻る人たちが行き交い、楽しそうな声が聞こえてくる。
正月の華やかな様子が、目の前に広がる。
「昇二」
「ん?」
「正月って、どうして正月というか知ってるか」
「さあ…? 正月……正しい月?」
昇二はよく、慶一から突拍子もない質問をされる。
しかもそれらはほとんど、自分には答えられない。
いつも自分の無学さを痛感させられる。
慶一は茶を口に運びながら、言った。
「諸説はあるよ。寺院が修正会を行なう月だからとか、昔は『政月』と書いていたのが変化した、とかね」
「へえ」
「でもやっぱり、これほどまでに浸透している意味がどこかにあると思うんだよね」
「分かるよ、俺」
「ん」
確信を持ったように、昇二が話し始める。
「元日は、一年の元になる日のことだから、商売人は元日の仕事ぶりで一年の仕事ぶりが決まる。同じように、正月も一年の元になる月のことで、正月の仕事ぶりで一年の仕事ぶりが決まる。だから正しく過ごしておかなければならないから、正月と言うようになった……、と言いたいんだろ、兄さんは」
「分かっているな」
慶一は笑った。
昇二の商売人としての成長が、何よりうれしかった。

「正月に働くのが決して正しいことではないし、正月に休むのが決して悪いことでもない。ただ、正月の生き方がその一年の正しさになるんだ。商売人は、どの生き方を正しいと決めるべきなのか。それを正月の過ごし方で決める、ということなんだろうな」
「で、俺たちの正しい一年とは、どんなことがあってもお客様のために働く。だから、正月は当然、お客様のために働く、だろ」
「そうだな」
二人は湯呑みを置いて、再び仕事に戻った。
一流の商売人を目指す彼らにとって、また忙しい一年が始まる。

2022年の目標

2021年はおかげさまで年始に決めた大目標は全て達成しました。
2022年も目標達成する年にしていきますし、これから5年後、10年後の中長期のビジョンの達成に繋がると思うとワクワクします。

2022年の目標も達成して仲間と共に勝ち、大切な人も守れる力もつけていきますし、社会により大きな良い影響を与える仕事をします。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
また読みにきていただけると嬉しいです😊

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