なぜ人は戦うのか?ガンダムSEED キラ・ヤマトに学ぶ本質の見極めと選択!
ガンダムSEEDはガンダムシリーズの中で
最も好きな作品です。
今回は主人公キラの苦悩と決断から、
仕事や人生における
本質の見極め方を紹介します!
1.のあらすじは少し長いので、内容を知っている人は飛ばしてください。
1.ガンダムSEEDの超概略あらすじ
「ガンダムSEED」は地球に住む人たちの国家郡「地球連合軍」と、プラント(宇宙空間に建造された人工居住地)に住む人たちの宇宙国家「ザフト軍」との戦争に巻き込まれていく少年少女たちの苦悩を描いた物語です。
主人公の「キラ」はプラント育ちの民間人(学生)ですが、ひょんなことから地球連合軍の戦艦「アークエンジェル」に友人達と乗ることになり、その友人たちを守るためにガンダムのパイロットになります。
襲ってきたザフト軍モビルスーツと戦っている時、その敵パイロットが幼馴染の親友「アスラン」であることに気づいたキラは大きな葛藤に苛まれます。
「何故戦うのか、何の為に戦うのか…」
「僕は…殺したくなんかないのに!!」
そんな中で悲劇が繰り返されます。
戦闘でアスランの友達を殺し、
戦闘でアスランに友達を殺されてしまいます。
多くの悲しい経験を経て、
苦悩しながらも自身の責任や覚悟を決めます。
「何もできないからって、
何もしなかったら、もっと何も出来ない…
何も変わらない、何も終わらないから!」
何と戦うのか、キラが導き出した答えは、
地球軍と戦うことでも、
ザフト軍と戦うことでもなく、
大切な人たちを守る、
戦争を早く終わらせる、
そのために戦うことを
自らの使命としました。
使命という「想い」が明確になったキラは、先ずはアークエンジェルを守るために出撃しようとします。
しかし、戦闘でモビルスーツを失っていて(アスランに破壊された)出撃できません。
その場に居合わせた本作のヒロイン「ラクス」は、キラの「想い」が明確になったことを理解し、
「想いだけでも、力だけでも駄目なのです」
「キラの願いに、行きたいと思う場所にこれは不要ですか?」
と、新型で最強のモビルスーツ
「フリーダムガンダム」をキラに託します。
フリーダムに乗ったキラはアークエンジェルを攻撃するモビスーツを一掃しますが、敵パイロットは(なるべく)殺さない不殺という戦い方をしていきます。
そしてキラは想いを同じくした仲間たちやアスランと共に第三勢力となり、戦争を終結へと導いていきます。
2.キラの意味付け力と行動力!
序盤でキラは
「友達を守る為にザフトと戦うか」
「同胞ととともに地球軍と戦うか」
の二択で考えていました。
しかし行き着いた結論は
「どちらとも戦わない」でした。
これはキラが
「どっちと戦うか?」ではなく
「なぜ戦うのか?何の為に戦うのか?」
という視点で考えたからです。
更にキラは何の為に戦うのかに対し、
「何もできないからって、何もしなかったら、何も変わらない、何も終わらない!」
と言って自分自身が出来ることに
最大限に注力します。そして、
「戦争を終わらせるために戦う」
という最も困難な道を選択しました。
みなさんのその作業、その仕事は
誰の為、何の為でしょうか?
その為に出来ること、
最もやるべきことは何でしょうか?
そもそも
誰の為、何の為に働いているでしょうか?
その為に仕事以外やれる事はあるでしょうか?
これらを考えることで、仕事や人生の本質が
キラのように見えてくるかもしれません。
▼次回は今日の続きです。
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