C言語Part1~出力してみよう~

基礎を中心にある程度のプログラムが書けるようになるところまでシリーズとして書いていきたいと思ってます。

プログラミングってなんだろう

まずはプログラミングってなんだろうというところから、簡単に説明しておきます。

調べてみると、『コンピュータープログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピューターに指示を与えること。』と書いてありました。

近年、「自動で動いている」「コンピュータで制御されている」などという言葉をよく耳にするようになりました。自動運転や、電車のカード、スマホのゲームやアプリなど私たちの身の回りにあるものの多くは、プログラムを作ることによって動いています。

どのように動くようにしたいのか指示を出すものがプログラミングです。例えば、自動運転だったら、「前後の車と衝突しないように距離をとって走るようにしたい。」とか、スマホのゲームであれば、「タップしたらこの画面に移動したい、こういうエモートがでるようにしたい」などがあると思います。

少しはプログラミングがどのようなものなのか分かっていただけたでしょうか。

何もしないプログラム

 #include  <stdio.h>
int main(void)
{
    
    return 0:
}

上のプログラムを書くと、プログラムが実行できます。
ただし、実行しても何も起こりません。プログラムの枠組みみたいなものですね。

上のプログラムは、すべてのプログラムに必ず書くものです。毎回書くので覚えてしまいましょう。

これから上のプログラムにいろいろ付け加えて、さまざまなプログラムを作っていきます。

基本的には、3行目の中かっこ( { )と、5行目の return 0; の間にいろいろなプログラムを書いていきます。

ポイントは
プログラムは、上から順に実行される
ということです。

なので、上のプログラムの順番を書き換えてしまうとうまく実行できなくなってしまいます。

最初の出力プログラム

次に出力(文字を画面に表示)するプログラムを書いてみましょう!

 #include  <stdio.h>
int main(void)
{
    printf("Hello,World");
    return 0;
}

これを実行すると

Hello,World

と出力されます。

<出力の構文> 
printf(“     ");

(" と  ")  の間に出力したい文字、言葉を書きましょう。

つまり、

 #include  <stdio.h>
int main(void)
{
    printf("こんにちは");
    return 0;
}

と書けば、

こんにちは

と出力されます。

☆プログラムを書くときは、printfやreturn 0のあとに;(セミコロン)を付け忘れないようにしましょう。

もっとそれぞれの行で何を言っているのか知りたい方もいるかもしれないので、一応補足しておきます。よくわからない人は飛ばしてもらって結構です。

1行目の include <stdio.h> は、「標準入出力ライブラリのヘッダファイル(stdio.h)を取り込め」ということを意味しています。
2行目の int main (void) は、int型の値を返す関数を表しています。
3、6行目の中かっこは、ブロックといい、かっこ内は、main関数の中身を表しています。
4行目のpritf(“ ”);は、出力の構文です。“”の中に書かれた文章を出力します。
return 0;は、システムに0を返しています。


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