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レジカート5つのメリットが人材不足の救世主になるか?

仕事が終わって家に着くころがだいたい7時ごろなので、よくスーパーで値下げになった商品を目当てに買い物をしてから帰ります。

極主夫道をめざしているのですが、手抜きでお惣菜を並べるだけではその道のりは長そうです。

だって買い物は意外に時間がかかるし、レジも長蛇の列でエネルギーを奪われてしまうからです。

しかし今、そんな極主夫の味方が普及しようとしています。

それはスマートレジカートです。
テクノロジーで裏打ちされた機能で、

お客様には買い物時間を短く
お店には人件費削減

をもたらしてくれるというのです。
そこで今日は

*コロナ後に進むかもしれない人手不足
*トライアルのレジカートに便利な機能チェック
*リテールAIでもう一品を勧めて売上アップ
*5社でも進む技術導入をみてみる

から

カメラは個人情報に配慮、無人化を視野に導入や実験開始

というトレンドをみていきたいと思います。

これで、極道も極上の夕飯を用意出来るようになると思います。

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*コロナ後に進むかもしれない人手不足

アメリカで起きている変化

実はアメリカでは、スタバや百貨店はもちろん、ドライバーなどでも深刻な人手不足が起きています。

時給を上げても全く人が集まらず、リベンジ消費を支えるはずの販売最前線で暗雲が立ち込めています。

なぜなら、コロナで人と接する販売などの仕事を避ける風潮が強くなったからです。

イギリスで起きている変化

一方でイギリスは違う理由で人手不足が起きています。

そのスタートはEU離脱から始まりました。
EU離脱は労働者がヨーロッパからイギリスに入る際に、ビザなどの壁を高くしてしまったのです。

そこで移民や外国人労働者が減ってしまって、そういう人たちがカバーしてくれていた販売や配送などの業種で深刻な人手不足が起きています。

この2国で起きていることは、日本で起きてもおかしくないことです。

その解決策として、コンビニなどは無人化などが実地実験が進んでいます。

ディスカウントの大手「トライアル」ではこの苦境をAI技術でサポートされる

スマートレジカート

で乗り切ろうとしています・

*トライアルのレジカートに便利な機能チェック

現在トライアルではこの、レジカートを2021年6月現在、35店舗に導入されており、約4,000台が稼働しています。

その導入によるメリットを見ていきましょう

メリット1 レジ待ち時間がほぼない!

レジカートとは、商品のバーコードを読み込むバーコードリーダーと、クーポン配信や会計処理を行うタブレット端末を搭載したショッピングカートを完備しています。

お客様が商品を買い物かごに入れるのと同時に、バーコードの読み込みを行い、「トライアルプリペイドカード」で支払うので現金を用意する必要がないのです

メリット2 手元で合計金額がわかる!

カートのタブレットで商品をスキャンするたびに現在の合計金額が表示されるので、会計時に「予算オーバーで焦る…」なんてことがありません。

「今、いくらかな?」「あとどれくらい買えるかな?」が目で見てすぐにわかるので、まとめ買いをする際にも便利で、さらに無駄遣いの防止にもなるはずです。

メリット3 レジカート限定クーポンがある!

レジカートを利用されるお客様のみが使えるクーポンをご用意しています。

スキャンした商品のクーポンがある場合、画面上に自動でクーポンが表示されます。また、レジカート限定クーポンの一覧から、お得に購入できる商品を探すことも可能です。

メリット4 ポイントをたくさんゲットできるクーポンが豊富

現金で買い物をするとよく金額に合わせてポイントがたまりますが、プリペードカードに入金をするたびにポイントがたまるので、レジカートで買い物ををすると、効率よくポイントをゲット出来ます。

メリット5 「マイカゴ」を使えば、さらに買い物時間が短く!

サービスカウンターで販売している「マイカゴ」を利用すれば、カートに商品を入れることと袋に詰めることが同時に行えるので大きく時間を短縮できます。

*リテールAIでもう一品を勧めて売上アップ

ここで注目したいのはタブレットに表示される「お勧め商品」です。

例えば「ごま油」を購入したお客様のタブレットにはお勧め商品といして「糖質0ビール」が表示されたりします。

それは「ごま油」を納入する人の商品説明文がら訴求点を抽出・分析をAIが行います。

そして仮に「体に優しい、まろやか」などがリストアップした時、同じ商品説明文で共通する訴求点の商品を選び出してタブレットにお勧め商品として表示するのです。

この場合通常のビールではなく「糖質0」で体に優しいを強調しながら訴求します。

AIが時間短縮だけでなく、あと1品による単価アップも試みるのです。

他にも店内カメラで欠品を感知したり、動線分析を行い、商品配置・陳列に反映します。

*5社でも進む技術導入をみてみる

さまざまな会社が同じようにAI技術を使い新しいレジ決済を試みています。

*トライアル
18年に実用化して、他者にも提供しています。
読み取り忘れ防止機能がある次世代型は輸出も

*イオンリテール
読み取り用スマホ貸出で取り付ける「レジゴー」を19年から一部店舗導入しています。今後は商品提案も進めます。

*神戸物産
大阪市で直営の”業務スーパー“で21年から実験

*米アマゾン・ドットコム
カメラや重量センサーで自動認識する「ダッシュカート」を20年に直営店へ導入。量り売りにも対応

*米ケイパー
入れた商品を自動で認識。スーパー“クローガ―”に提供


このように広がるAI技術ですが、分析のためのカメラでは、個人情報への配慮が欠かせません。

カメラ画像は保存せずに分析して、人の顔などはぼかす処理をすることが求められます。

無人化を視野に導入や実験開始しています。
又、この技術の月額リースなど他展開も考えているそうです。

AIはここでも活躍を期待されています。

#AI技術 #レジ #レジカート #精算

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