ネガティブな情報をあえて積極的に発信すべきか？
音声配信の内容を文字お越しして要約しました。是非お読みください。
良ければ音声配信もお聞きください
昨日のクラブハウスでの出来事でした。フィリピンに関わりのあるフェアートレード会社の社長やフィリピン政府関連部署に勤める女性に、日英比司法通訳をされている方など、かなりフィリピンに精通した人たちをモデレーターに集めて、「楽しくフィリピンの事を語ろう」とルームを立ち上げて話していました。
すると、元旅行会社に勤めてられる方が途中参加してきて「フィリピンは良い所ばかりじゃない、知らない人が行って嫌な思いをしない様に悪い情報も発信すべきだ」と延々20分ぐらい話されて、和やかな雰囲気が吹っ飛んでしまいました。
ネガティブな情報は大切ですが、この様に積極的に発信すべきでしょうか？
答えは、状況に応じてネガティブ情報は発信するべきで常に発信する必要はない、です。
今後も出て切る問題なので自分のスタンスを決める為にしっかり考えてみました。
１． ネガティブな情報を発信する意味
色々な事で失敗や嫌な思いをしない為にも、しっかりリスクとなるネガティブな情報は必要です。
プロモーションをする上でも調子いい事ばかり言って、都合の悪い事を隠す人は信用されません。
だからしっかりネガティブな情報を開示する事は大きな意味があると思います。
では、今回男性に指摘されたネガティブな情報を言うべきか？と言えば「この場では必要はまだない」と思っています。
なぜなら、このルームの目的に合わないからです。
そこをしっかり押さえて対応しないといけないと思っています。
２． 積極的に発信する事が必要か？
このルームを立ち上げた時に凄く重要だと感じた事は、
フィリピンに精通していて、且つフィリピインが好きな人が
フィリピン愛を発信して、楽しく話しながら
フィリピンファンを増やしたい。
という事でした。それが出来る素敵な人が集まってモデレーターをして下さっています。
ＴＶのコマーシャルで製品の悪い所をＣＭに入れ込む必要があるでしょうか？
製品の悪い所を買おうとしている人に伝えるタイミングは、正にお店で購入しようとしているタイミングだと思います。長所だけでなく欠点も知ってもらい、納得して購入してもらう為です。
ファン作りの最初のステップにネガティブ情報は必須ではないと思います。
電車でアイフォン片手に熟睡するような勢いでフィリピンに行こうとしていた時に伝えれば良いと思っています。
３． 情報発信に求められる判断力
今は自分も含めて多くの方が不特定多数に向けて情報発信する事が当たり前になってきている時代です。そんな中でずっとネガティブ情報を自分の都合に合わせて言わないのは、心の向きが相手に向いていないと判断され、信頼を勝ち得ないと思います。
と同時に、場や相手が求める事に相手が不利益を被らないのであれば、ネガティブ情報をその時に発信する必要がないと判断も出来ます。
そうしないと当初の目的に達しないからです。
目的を見逃さず、状況に応じて相手に為にネガティブ情報は発信されるべきと思います。
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2月3日配信
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