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私の対処法

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※伏せ字無く書きます※

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軽く過呼吸になる、不安感を覚えるとか
小さなモノはあったのかもしれません。

ただ、私の記憶にある中での初めての大発作。
後々ずーっと苦しむ事になる
嘔吐恐怖症から来るパニック発作の
始まりであり、同時に長く助けられた対処法に
出会った時の話です。

11〜12歳くらいの時だったはず…
リビングで家族と一緒に
映画『アポロ13』を観ていた時でした。
突然、尋常じゃないくらいドキドキして
(私の場合、嘔吐恐怖が発作の軸なので)
吐くんじゃないかという不安感や恐怖感に襲われ
どうしよう…このままではマズい!!と
初めてパニック発作に襲われました。

どんどん過呼吸になり、心臓もバクバクと加速…
落ち着くのを待っても、その気配はない。

いよいよ『この状態から脱したい!』と
身も心もジタバタし出して…何か無いか!
と、キョロキョロしたところで何も無い!!

そんな文字通り"パニック"になってる中で
突然、ふと頭に浮かんだのが『』でした。

ギリギリ、耐え切れなくなる寸前に
突然思い付いた『』…
急いで台所へと向かいました。

ただ発作中です…
当然そんな時は立っているのが辛い訳で。
瞬間的にあれこれ考えた末に
氷受け?を急いで冷凍庫から取り出し
抱えて元の場所へと戻り(絶賛アポロ13上映中←)
そして、何をしたか…と言うと

【氷を口に含む】
【顔に当てる】


こんなことをしました。
これも突然思い付いたことです。
たぶん“冷たさ”や“冷やす”がカギなんでしょう…
不思議なことに
発作が少しずつ治まっていきました。

一緒に居た家族からは
「何やってんの?(笑)」と言われ笑われましたが
私が「なんか""って思ったんだもん!」
とかなんとか言ってると
傍目から見ても顔色が回復するとか
落ち着いていくのが分かったんでしょうか…
とりあえず「ふーん」で終わりました(笑)


それからも、かなりの間
発作が起きたら " 氷 "!で過ごしました。

今、通っている心療内科の先生に
この話をした時、面白いと言いつつも
『理に適ってる』とも言われました。

先生自身が寝起きなどに
若干の吐き気や気分の悪さがある時には
冷たい水をコップに2/3ほど
ちょっとずつ、ゆっくりと飲むのだそうで
吐き気と、自律神経の乱れ?に
効果があるんだとかなんとか…

氷もチュクチュクと口に含めば
同じ効果があるだろう、と。

『なんで思い付いたんだろうね?』と
不思議がられましたが
それは私にも分かりません!(笑)
きっと身体が教えてくれたんだろうね〜と
テキトーに答えは作ってますが…  

その「発作の時は氷」が生まれてからは
外出時も必ず持ち歩きました。  

口が広く、あまり深さのない魔法びんや
水筒やらをあちこち探してまわりました。
なんとか見つけたそれに
ひたすら氷だけをぎゅうぎゅうに詰めて
出掛ける時は常に一緒。  

荷物は増えるし、重さもあります…
が、それが近くにあるだけで
予期不安もだんだん軽減されていきましたし
結果として宝塚も観に行けたりしました。

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まだまだ紆余曲折ありますし
今も外出時は今の対処法を必ず携帯してますし
どこか、ずっと探してもいます。

と、この記事はここまで…
最後まで読んでいただき、感謝です!

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