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男児鋼鉄の唐竹を割る。

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エッセイ集。質実剛健をモットーに、すっげぇ時代遅れの男児が吠え猛る、そんなマガジンです。ご興味があればどうぞ。
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記事一覧

帰ってきた薄情屋蹂躙庵 #呑みながら書きました。

 皆さんこんばんわ。本日は眠れぬ素敵なリスナーの皆様のために一晩限定で帰ってまいりました…

薄情屋遊冶郎
3か月前
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独歌絶唱

noteを始めた時、一人だった。 始めはただの役立つ情報源と、大きな洞穴だと思っていた。比重…

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Road to 呑み書き #呑みながら書きました

苦悩の夜が幕を開けた。 何って?So!明日は彼女と飲むつもりなのに本祭り開始なのである!好き…

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ストリートで言葉を打ち出す #わたしの執筆スタンス

だいすーけさんの企画に参加させていだだきます。 というのも、だいすーけさんの記事で昔書か…

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"幸福"をためらうクソメンタリティをぶっ飛ばす

これは大人になってからの話で、20代後半になるまではその気持ちにならなかった。 どうやら大…

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いつ、どこで、どうやって散るのか

スクランブルスクエアの、キラキラと光が降ってゆくあの建物が出来たあたりからか。 この街の…

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俺たちは闘うためにここに来たんだ

恥ずかしい話だが、体育会系の上下関係というものが肌に合わない。それもこれも全て、初めからそうだったからという理由であるが、改めて考えると特殊な話には違いないので、振り返ってみようと思う。 部活の話だ。 私にとって部活とは中学3年間の剣道部以外にはなくて、高校時代なんて、語るべき事は思い出せないぐらい、それに埋め尽くされている。 最初、ただ適当に家にラケットがあったからという理由で見に行ったテニス部で、上級生にまぁ、気が向いたら入れば?と言われ心底憤慨して拒絶してから、彷徨

美談なんてクソ喰らえ

嫌いだ。大っ嫌いだ。 例えそれが後から物語となってどれだけの人の涙を誘ったって。 例えそれ…

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どこにでもいる一人の男の、不退転

note、Twitterなんてやっていると、残念な事に実際の自分と、ネット上の自分がかけ離れていく…

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我が背徳

これは、僕の外殻の話だ。 いつからそうなったのか、ついぞ知らない。 彼は恐ろしく強く、僕…

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"セオリー"と"普通"を弾き飛ばして

2020年、年明けから新しい自分。 そんなご都合の良い事なんてあんのかよ? と、一昨年ぐらいま…

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グレた大人が誰かを救う

やはり何度考えてもそう思う。 例えば物凄い挫折をしたり、二度と立ち上がれないほどの失恋を…

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バーリトゥードのリングに立って

何でもありだ、くだらない人生なんて。 きっと何やったってそんなに悪くないし、どんな奴かも…

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蠅の王様、空の青さを知る。

本当にてめえ、何したいのかと聞かれると、すっごく考えるよね。まあそれは何でも良いんだ。 でも、永住権らしきものを欲しがろうとしたら、所属とか思想とか思考とか、立場とか、そういうのを色々押し隠してしまうのはやっぱり不義理であると思う。 なので敢えて語ろう。俺はくだらねえガキどもの街の頭領、素敵な蠅の王国の皇帝様です。 具体的に言うと、都内のとある街で3つ店舗持ってる飲食店の幹部。そこ任されているってだけで、外様大名には違いない。皇帝様になってしまったのはただ単純に社員歴長すぎ