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#20 図書館の面白がり方


図書館は楽しい


最近、図書館に行くのが好きです。
あてもなく図書館の棚と棚の間を歩き、どんな本があるかなと歩き回るだけで楽しい。何か考え事をしているときに、ふと新しいアイディアを思いついたりすることもあります。

今回は、私なりの図書館での楽しみ方について、具体的に書いていきます。

図書館の楽しみ方


①雑誌コーナー

まず、図書館に足を運んだ際に楽しむのは、雑誌コーナー。

コンビニで雑誌を立ち読みすると白い目で見られたり、そもそもシールで袋とじにされていることも多くなってきました。でも、図書館なら無料で雑誌を読むことができます。

中央図書館的な大きめな図書館なら、書店では買えないような、誰がこれ読むんだろう・・・っていう専門雑誌も読むことができます。

雑誌は楽天マガジンを契約していてiPadでも読めますが、中にはすべてのページが読めない雑誌があります。例えば、雑誌PRESIDENTは楽天マガジンでは特集コーナーがかなり省略されており、ページ数が少ない。

脱線しますが楽天Magazineは、けっこう面白いです。(2024/3現在)3,960円/年で、バラエティに富んだ雑誌を読み放題(一部の雑誌で、上で書いたような制限はあるものの)。雑誌だと一冊買うだけで1,000円くらいしてしまいますので、それに比べると高コスパです。

ガジェット系、ビジネス系、ファッション系、に加えて私が読むのは、海外雑誌(FOOD&WINE、TIME)、旅行ガイド(国内・海外ムック)、コスメ系(LDK)、女性ファッション系(VERY)、料理系(オレンジページ、レタスクラブ)。

参加雑誌一覧 - 楽天マガジン:6,000冊以上読み放題! (rakuten.co.jp)

VERYなどをおっさんが読んでると白い目で見られるかもしれません。でも、おしゃれだし、私より少し下くらいの年代の女性の興味関心事(かもしれないこと)を知れるのは、異文化理解?の点でいいことだなと思います。単純に、おっさんの目の保養的な楽しみでもあります。最寄りの図書館にもVERYは置いてありますが、周囲の目線が気になってしまい、手を取ることは躊躇しています。

が、楽天マガジン内で読むのは誰も止められません(笑)

さておき、さまざまな自分が買うことがない雑誌をいろいろ読んでいると、思考の散歩ができる気がします。

②普段読むことのないジャンルの本棚


大型書店(JUNK堂など)も同じ理由で行くのですが、普段興味のない領域の書棚を歩くのが好きです。買う・借りることはありませんが、本のタイトルを眺めながら歩き回るだけで思考が進む気がします。

新しい本やおすすめの作品がどんな並びで並んでいるのかを見るのは、まるで宝探しをしているようなワクワク感があります。本の並びにも書店員のセンスが出ていますし、そのあたりを書店員の方々は競っているような気もします。図書館だと、特集コーナーの場合は並びや組み合わせを色々考えていると思います。

③予約本受取棚


図書館で一番注目するのは、予約本受取棚です。これが、非常に面白いのです。このゾーンだけで30分くらい時間潰せるくらいです(あまり留まってると、図書館司書の人に不審がられるかもしれません・・)。

ここには、予約本として受取を待つ本が並んでいます。つまり、同じ地域に住む人達が読みたい新刊や人気の本が並んでいるわけで。近くに住む人がどんな本に興味を持っているのか、垣間見ることができます。知識レベル、ひいては民度まで見えてきたりするかもしれません。

予約本受取棚を眺めていて、こういう本が今人気なのか、と知ったり、こんな本も借りられるのか!と知ったりすることができ、その場で予約もしています(人の予約本が目の前にあっても、借りることは当然できませんので)。

どのくらいの方が知っておられるかわかりませんが、実は漫画も図書館で借りることができます。もちろん、漫画喫茶ではありません。最新の漫画はまず置いていません。

私の住む市の図書館ですと、手塚治虫(ブッダ、火の鳥)、横山光輝(三国志、水滸伝)、青木雄二(ナニワ金融道)、西原理恵子(毎日かあさん)などなど、古い漫画ですが蔵書があり、予約で取り寄せることができます。

新し目の漫画だと、石塚真一(岳)、よしながふみ(きのう何食べた?)なんかもあります(ただし人気あるので順番待ち)。地元の漫画家だと重点的に置いてある、なんてこともあるかもしれません。

漫画喫茶で読むと1時間500円とかかかってしまいますが、図書館ではもちろん無料で借りることができます。住民税を払っていますから、元は取りたいところですね。

また突然の脱線しますが、仕事でアメリカの中西部に駐在していたときにも図書館に通っていましたが、そちらではDVDやCDも借りることができました。英語の本はなかなか読めず、せいぜい村上春樹(海外でもそこそこ有名※なので図書館でも少しだけ置いてます)の英語版ペーパーバックを少し読んだりするくらいでした。
※当然ですが、米国での村上春樹は日本国内ほどの知名度ではありません

DVDは、映画やシットコムを借りて繰り返し観ていました。MIB(Man In Black)や、How I Met Your Mother などを借りることができました。無料で借りられていいのかな・・と思っていました。

さらに脱線ですが、How I Met Your Mother は英語学習としても結構いい教材な気がします。英語学習者だとFRIENDSが鉄板で、それよりは少しだけ下ネタ多めなシットコムですが、基本的な構成は友達と飲み屋で話しているシーンと部屋で話すシーン、の2つがメイン(要は、雑談が主)です。Big Bang Theoryのような、科学ネタの早口オンパレード(あれはわざと理解できないスピード・内容になっていて、あれはあれで面白いですが)はなく、見飽きないです。コンプリートBOXがコスパ良さそうで、購入しようか本気で迷っています。

まとめ

図書館は私にとって、ただ本を借りる場所、ではなくプラスアルファで刺激を得られる場所として使っている気がします。また、図書館によっても、その建築(古い建物をリノベーションしていたり)や、配列方法の違いを見たり、いろいろ楽しみ方というか面白がり方があります。これからも図書館に足を運んで、リスキリング!に励みたいと思います。そのうち勉強ネタも書いていきます。(目下、応用場情報技術者試験を勉強中なのです)

お読みいただきありがとうございました。

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