見出し画像

元祖謎人 高橋かずひろインタビュー記事 

※この記事は謎人研究家の高橋かずひろが謎人としてインタビューを受けてたらどうなるかを、高橋かずひろが独自にシュミレーションして書く、自問自答インタビュー記事です。
 高橋かずひろがよく聞かれることをインタビュー風に書いていきます。


インタビュワーの高橋かずひろです。かずひろさん、本日はよろしくお願いします。
 まずはじめに謎人研究家を始めた理由をは何でしょうか?これ自体が謎です。

ーいきなり重い質問がきましたねえ、、、実は「新しい生き方を紹介するメディアをやりたい」欲求がずっとあって、やろうとしたことはいろいろあるんです。
 はじめに大学当局の検閲なしの現役大学生のリアルを書く大学実情記を作ろうと動いたことがあって、この時はコピー誌を作ったり電子本まで作ったときがあったのですが結局集まってくる人が、手切れ金を払ってでもやめてほしい人ばかりで嫌になってやめました。
 その後ずっといろいろあって今度は前回の失敗も踏まえたうえで初期メンバーは身内で固めて周りの人たちから大学生だったころの生活を書いてもらうフリーペーパーを作ろうとしたことがあって実際に何人かに原稿を書いてもらって試作品までは作れたのですが、計画から試作品づくりまでの会議やチャットに疲れ果ててしまい、メンバーのやる気の差が開きすぎてしまったこともあり、結局この会も抜けてしまい同時に計画も止まりました。
 チームメイトに嫌気がさしてやめたりとかは結構多いんですけど、でもやっぱり新しい生き方をしている人の生き方ガイドみたいなメディアを作りたい。「○○な人」みたいな言い方をしてしまうと今度はそれにとらわれてしまう。分かりやすくジャンルの名前が欲しい。新しい生き方をしている人はいろんなタイプがいるけど、普通の生き方の人には理解できない謎の要素が多いなって思ったので謎人研究家を名乗ることにしました。


 確かにかずひろさん自身が謎人ですよね。プロフィールの中で謎人っぽい経歴がたくさん並んでいたのですが、最近は「マジ恋さん」って呼ばれることも多いですけど「マジ恋」って結局何をやっているんですか?

ーギャグの方が先に売れ出した芸人みたいになっていますねえ、、「マジ恋」は仲間内で恋愛バラエティーや恋愛リアリティーショーを自作してみようってことで始まったんです。恋人探しをする男性陣は20代から60代まで各世代の代表を一人ずつ5人のメンバーを選んでいます。年齢がバラバラなんで話もかみ合いにくいです。
 もともとは40代代表の渡辺好博さん(チョンマゲの人)と50代代表の新潟一番さん(映画監督を目指している)と60代代表のカバカバさん(獣医師免許を持っている)が谷中でお酒を飲んでいて終電を逃して、好博さんの隠れ家に三人で泊まっている時に「この三人を売り出すYouTubeができたらおもしろいんじゃないか?」みたいなノリで始まったらしいです。その後で20代代表かずひろの野望(私)と30代代表のココペリさん(バイオリンが弾ける)が加入して20代から60代まで5人そろいました。

 YouTubeのマジ恋チャンネルで合コンの動画を見たのですが、相手の女性はどうやって集めているのでしょうか?

ー第一シーズンと第二シーズンで呼んだCAさんとモデルさんは40代代表渡辺好博さんの知り合いです。それ以上の情報はマジ恋の内部の人間でも分からないです。
 現在公開中の第二シーズンと第三シーズン(現在撮影を終えて編集待ち)の動画の撮影の間にちょっとブランクができてしまって、だんだんメンバーのやる気もちょっとずつ萎えてしまい私も我慢ができなくなって卒業まで言い出してしまったんです。その5日後に大物ユーチューバーの都市ボーイズさんが紹介動画を作ってくれてチャンネルの登録者が2000人単位で増えたことがあって、求められているんだなって思ってやる気も復活してメンバーとも相談して卒業は撤回させてもらいました。本当に感謝しかありません。
 第三シーズンからは女性の方から「合コンに出させてください。」と連絡がくるようになりました。

 女性の方から参加希望の連絡が来るのはすごいですね。ちなみにどんな感じの人でしたか?

ーそうですねぇ。僕の予想では非日常的な出会いを求めてきている人、動画の中で何か宣伝したいものがある人、芸術家やパフォーマーぽい感じの人が来てくれるのかなあ、、と思っていたのですが、実際に出会ってみたら意外と普通の生き方をしている人で逆にびっくりしました。

 マジ恋にどんな事を期待していますか?

ーまずは情報発信力、今までやっていた活動は知り合いよりも外の範囲にはなかなか伝わらないタイプが多いですが、マジ恋は知り合いの垣根を越える飛び道具のような力を持っていると思います。
 それから実験的価値、他でやっていない要素は山のようにあるので映像をはじめとした記録は残しておきたいです。

  かずひろさんのSNS上に他にもたくさん変な活動が載っているのですが、以前所属されていたNEET株式会社ってどんな組織だったんですか?

ーNEET株式会社(以下ニー株と略)はだいぶ前にやめているんですけど、いまだによく聞かれる質問です。しかもニー株の組織の中にいそうな人生に疲れていそうな人からではなくて、楽しく人生を生きていそうな人が「ニー株ってどんな組織なんですか?」ってよく聞いてきます。やっぱりシャレが分かるには心の余裕が必要なのかなあ?
 まあ、この質問をまじめに答えると、僕がいたのは第二期と第三期です。これは伝聞情報なのですがニー株の組織が作られた第一期には立ち上げ当初めちゃくちゃいろんなメディアから注目を集めていて鳴り物入りで始まったのですが、組織の内部ではいじめとかも結構あったらしく内部の人間の誰かが匿名でネットに実情を暴露してしまったことがきっかけで炎上してしまって一時は解散の話も出るくらいになりました。この状態から数年たってほとぼりも冷めたころに第二期の募集が始まり僕はこの時に参加しました。※ここから僕の実体験。
 まずは組織のハード面では第一期の失敗も踏まえてニー株の人間同士がネットで交流する時はいじめが起きたり実態暴露がやりにくいように企業の人間が社内で情報をやりとりする用の専用のソフトを使います。普通にお金を払って使おうとすると大企業並みの財力が必要ですが、代表の若新雄純の持っている謎のコネで特別に安く使えてるみたいです。でもそのソフトのおかげで便利かというと、ちょっとニー株とは相性が悪いかなって実際に使ってみて思いました。あと、人事?では代表の若新雄純の負担を減らすために組織の事務作業をやる「後援会」という謎の役職の人(おそらく若新雄純のコネ。普段は普通の仕事を持っていそう)がいました。後援会は組織の中でのトラブル処理みたいなめんどくさい仕事をする役職で、おまけにボランティアなので第二期から第三期の間に「お金をもらってもこの仕事はやりたくない」と言ってやめました。

 話を聞いているといろいろ大変そうですね。株式会社というのは本当に株式会社なんですか?

ーはい、ホントに株式会社です。法律的にも株式会社です。税制上は「大きな会社」として扱われているので無駄に高いお金が出ていきます。

 組織の内部の雰囲気はどんな感じでしょうか?人間関係とか?

ー意外と普通のサラリーマンが向いていそうな人が多かったです。いつの時代も世間一般の普通の人生ができない人には「できない人の社会」みたいなものがあると思っていて、その「できない人の社会」に「普通の生き方の方が向いている人」がなだれ込んできた実感があります。だからと言ってその人たちをカタギに戻すことなんてできないし、、
 多様性と言えば聞こえはいいですけど意見が通じない人が混在しているので「ニー株のホームページをどうするか?」みたいな「意見を統一させる話」はちょっとしたことでもなかなかまとまらないです。やっぱり普通に給料をもらって働いている人は給料分は我慢してくれるので話がまとまるのかな、、
 全体的に行動力のある人からやめていく感じがしました。まあ僕も向いていないと思ってやめた人間の一人なんですけど。
 組織の中にいて一番おもしろかったのは、僕がニー株に参加する前に通っていた起業塾の宣伝がニー株の社内SNSに流れたことです。宣伝と言っても「高橋くん、○○の起業セミナー通ってた?実はその会社の中の人から宣伝を頼まれていて、、、」といった会話が発生した程度なのですが、起業塾の人間とニー株のメンバーは宣伝を頼まれるぐらいの個人的なつながりを持っていることがビックリでした。
 
 いやあ、かずひろさんの話っておもしろいっちゃおもしろいんですけど重いですねえ。これからやってみたいことってメディア以外に何かありますか?

ー討論番組かな?よく「真剣10代しゃべり場みたいな企画をやりたい。」って言い出す人がいるけど僕だったらもっとおもしろい討論番組を作れます。本当に真剣に議論していたら番組のタイトルに「真剣」って入れなくても良いんです。真剣ワールドカップとか言わないじゃないですか。あと番組をよく見ると見た目通りのキャラクターしか出てこない。もっと見た目と話すことのギャップのある人が出てきてほしい。素人の人に討論させる番組が真剣10代しゃべり場しかなかったから討論番組を作りたい人は「真剣10代しゃべり場を作りたい」というしかないのかな?「朝まで生テレビ」みたいな他の討論番組だと政治家とか評論家みたいな人ばかり集めています。あそこに出てくる人は立場上自分の意見を曲げられない人が中心になってしまっていてどうしても「他の参加者はどうでもいい。とにかく俺の意見は話しておかないと。」って感じの気持ちになってしまう。初めは紳士的に議論しようと思っていた人がいたとしても相手の方が闘論モードだと自己防衛のために討論モードになってしまう。
 このあたりのテレビの討論番組の実験結果を考えながら自分たちでおもしろい視聴者参加型討論番組みたいなものを作りたいです。おもしろい経験を持っている人を集めてゆるく議論してもらう番組にしていきたいな。 
 やりたいことは他にもいろいろあって実現させるために自分から動いたこともいろいろあったけど、直近では僕の能力を使ってくれる人が欲しいかな。友達はいるけど「かずひろの能力は分かったけどうちでは使えない。ごめん」みたいなことを言われてばかりで、、ご地域サークルでもマジ恋でも参加している集団の活動の幅を広げるのは得意なので、この能力を何かに活かせないかな?って思ってます。何か始める時も「好奇心で初めて人間関係でやめる」パターンが多いので人間関係の問題何とかしたいです。マジ恋も好きだけどマジ恋だけで終わりたくない気持ちが最近のやる気の原動力です。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?