情報のエンタメ化が進む時代
僕はネットビジネスもやっているのでSEO(検索エンジン最適化)のこともよく考えるのですが、その時いつも「ファーストビュー」が大事だなと思っています。
ファーストビューとは「最初に見える情報」のことで、タイトルやサムネイル画像、導入文がそれにあたります。
どれだけ良い情報を書いていたとしても、記事の最初で離脱されてしまえば意味がありません。
ファーストビューでどれだけ読者を惹きつけられるか。
よっぽど何かについて本気で悩んでいたり、検索結果が極端に少なかったりしない限りは、多くの人がネットなんて適当に見ています。
スマホで簡単にスクロールして次から次へとコンテンツをスキップできる時代なので当たり前のことです。
人間は自分の興味のある情報しか見たくない、そしてそんな時代に重要なのが情報のエンタメ化だと思います。
プログラミングの話で例えてみる
どうしても小難しい話になりがちなプログラミングの世界では掴みが重要です。
僕は高校生でプログラミングを独学していて、技術力はまだまだありませんが、それ以上に世の中にはプログラミングをやっていない人が圧倒的に多いです。
プログラムを普通に書いている人が「当然だろ?」という勢いで書いた記事など、専門用語が多すぎてこれからプログラミングを学ぼうとする人が余計に敷居高く感じてしまうのではないかと思います。
そんな世界に向けて、自分なりの「プログラミングの楽しさ」を伝えようと
今のプログラミング界隈の記事ではあまりないテーマでnoteを書いたりしています。
記事を書く時に意識しているのは以下の3つ。
・具体的に書く
・できるだけ簡潔にわかりやすく
・発信活動を楽しむ
技術理論で武装しているような「つよつよエンジニア」にはなれなくても、
今の僕のように「よわよわエンジニア」状態でのプログラミング体験や面白さがかえってプログラミングをこれから始めようとする人の役に立てば嬉しいです。
先日、僕は中高生国際Rubyプログラミングコンテストという大会でクリエイティブ部門最優秀賞という素晴らしい結果をいただきました。
そこでわかったことは「プログラミングを楽しんでやっている人は輝いている」という事実です。
このイベントではRubyの生みの親であるまつもとゆきひろさんやマイクロソフト社員の千代田まどかさんといった、世界を舞台に活躍するエンジニアの方の講演を聞く機会がありました。
お名前を挙げさせていただいたお二人とも、最初のプログラミングのきっかけはご自身の「興味」からだったそうです。
「好き!これやってみたい!これをこうすればどうなるのかな?」
そこから始まったサクセスストーリーを聞いていると、そういった「純粋な興味」をもてる分野があるだけでも前に進むきっかけはたくさん開かれていると感じます。
予測不能な時代に変わらないもの
現在、AIやIoTなどテクノロジー分野が急速に発展し、かつてない革命が次々と起こっています。
10年後の未来を正確に予測するのが極めて困難な時代、本当に必要なことは何だろう?と僕はよく考えます。
あれこれ考えて今のところ自分の中で見つかった結論らしきものは、
「基本的には論理的に生きる、時折感じる違和感を否定せず、なるべく自分の好きな方向性に向かって行動する」こと。
色々バイアスがかかったインフルエンサー界隈の発言を中和するとこんな感じ。
論理的といってもその論理も変わる時代です。
今までは幼少期から学校というレールに乗って、社会のことは社会に出てから考えればよかった時代でしたが、今後はいわゆる「新卒カード」の価値が低下し、そもそもレールがゴールまで伸びているかどうかも怪しくなっています。
自分軸という言葉をよく聞くようになったのも最近。
不安定な時代だからこそ、先ほど書いた「純粋な興味」が大事になってくると思います。
嫌いなことはいくらやっても楽しくない、続かない。
好きなことは時間を気にせず没頭できる。
ある意味、職人気質な自分を追求する作業が現代の「自分探し」なのかもしれません。
僕が在籍している学校の主宰(堀江貴文氏)の言葉、
「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」
未来も過去も、すべては今とつながっています。
ということは、今という瞬間が一番尊いということでしょう。
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