知ると識るは異なる

わたしたちがよく使う「知る」というのは、ものごとの存在に気づくこと、感じ取ることを意味します。したがって、単に見聞きしたというように、その瞬間は頭に入るのです。しかし、頭に入っても、それが持続することなく消えてしまうことがあるのです。いわば、単なるデータであり、他と関連付けられた情報にはなっていないということです。一方の「識る」は、ものごとについて判断し、それに基づいて整理した価値のある情報として頭に納められ、培うもの、すなわち持続するものと言えます。

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