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魅力的だけど…

世の中には魅力的だけど具体性がない話が多いですね。特に政治家が掲げる公約はそれが多い気がします。

以下はあくまでも例文としてだすので、実際このような公約を掲げた政治家はいませんが。。。

「子供たちの未来を守るため、CO2の排出量を削減し、環境保全につとめます」
「IT技術を駆使し、教育環境を一新して充実した教育カリキュラムを実現します」

ぱっと見、すごいことを言っているように感じますが、抽象度が高いため、行動レベルで見た時に何をしていいのかわからないですよね。言葉巧みに気持ちよくさせて、ふたを開けてみると中身のない施策ということが多いです(それをいいことに公約を守らない政治家が多い)。

このまま続けば「公約=お飾り」というイメージがついてしまい、単なるパフォーマンスのためだけにあるものになってしまいそうですけどね。

経営理念も同じ

経営理念・ビジョンも同様で、魅力的な言葉が書いてありますが、行動レベルで見た時に、どのように動いていいのかわからないものがあります。
そういう経営理念は、お飾りになってしまい、従業員がそれに沿って行動してくれません。

※例
「お客様の幸せを第一とし、最良な一手を選出し行動をする」
「地域社会に貢献し、地域の人々に愛される活動を心がける」

(読んだ感じはよさそうですが、抽象度が高いのでどう行動していいかわかりませんよね)

従業員が経営理念に沿った行動をしてくれないのであれば、それは存在していないのと同じ。仕事をしていると、いろいろな選択に迫られる場面がありますが、経営理念がはっきりしていないと、その決断も人によってバラバラになってしまい、統率されなくなってしまいます。

逆に経営理念が「行動レベルにまで落とし込まれて」掲げられている場合、従業員は迷うことなく経営理念を基準にして物事を判断できるので、仕事がスムーズにいきます。

「仕事の早さは、作業スピードよりも決断の早さに依存する」

迷う時間が積み重なると、作業の終了時間にも影響がでるので、指示は行動レベルですることを意識しましょう^^

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