自己肯定感ダダ下がりの週末に

夏休みが明け、授業が再開した今週
思わぬ壁にぶつかった。
1学期は素直で真面目な印象だった生徒がアウェーな態度だったのだ。
 紙を真っ直ぐに切る作業でカッターと定規を使おうと指示をしたのが、その子だけ自身のハサミで切っていた。おや?と思ったが特に触れずにいた。次に、「前に来て作業を見て」と生徒に呼びかけてもみんな中々来ないので少々強引な呼びかけ(カウント)をすると、「前の席だから座っていても見えるのに」と小声で文句を言っていた。またさらに他の生徒の要望を聞くためにルールをゆるめると「そんな事できるんだ」と何度も言う。
それについては説明したが、そんな態度をとる生徒だと思っていなかっただけにショックだったし、もやもやと怒りの感情も沸いた。
 感情の整理を日記に記してその日を終えたつもりだったがら心にチクリと刺さったトゲは翌朝も抜けていなかった。そんなメンタルでいると子どもたちに矛先を向けてしまう。冷たくしたり、大したことないのに強い口調で注意したり。
 講師としても未熟、母としても人としても未熟な自分を自覚し、もう何もかも投げ出したい衝動が心の奥底に湧き上がったが、そんな事もできないのでとりあえず、今できることを。
 子どもたちには謝り、せめて授業の内容は充実させること(嫌われているなら仕方がない)。事前の内容理解、参加作品作り、資料作成、準備をしっかりすること。

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