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ボレーの技術項目・指導ポイント

ボレーとは?

テニスにおいてボレーとは相手からのボールをノーバウンドで
直接返球する技術のことです。
ノーバウンドで返球する事によって相手の時間を奪うことができる
という観点から攻撃的なショットの割合が高くなります。
ネットに近づく事によって相手の時間をより奪う事ができ
さらには角度をつけて返球することが可能になるため
余裕があればよりネットに近づいてボレーすることが大切です。
しかしながら自身の反応時間も短くなるため注意が必要です。
以下にボレーに関する様々なポイントを挙げていきます。

ボレーの種類
 球種➡︎フラット・スライス・ドライブ
 打点の高さ➡︎ハイボレー・ミドルボレー・ローボレー
 バリエーション
  ドロップボレー・アングルボレー・パンチボレー・ブロックボレー
  ロブボレー・カットボレー・ハーフボレー(ワンバウンド)

コントロール
 テニスにおける9つのボールコントロールのうち
 主にボレーで重要なコントロール
 1、回転のコントロール
   使用頻度として スライス→フラット→ドライブ
 2、角度のコントロール
   コースとして ストレート・クロス・逆クロス
   相手から飛んできたボールを基準に角度を変えていく
 3、長さのコントロール
   手前から奥まで ドロップや足元、深い場所を狙う
 4、打点の高さ対応
   低い所〜高い所 ローボレーからハイボレーまで
 5、打つポジション
   ネットとの距離 近いところから遠いところまで
 
ちなみにテニスにおける9つのボールコントロールとしては
 角度・高低・長短・速度・回転・回転量・打点・タイミング・ポジション
 があります。 

身につけるべきポイント
 1、レディーポジション
   両足を肩幅より広く取る、上体は起こす、どこへでも反応できる体勢
   肩甲骨を寄せずにやや前に出す事によって肘を体の前に出す
   それにより自然に腕に力が伝わるポジションとなる
   手首の角度をニュートラルに保つと自然と正面バックボレーの形になる
 2、グリップ
   ボレーの基本とされているのはコンチネンタルグリップである。
   しかしながら縦に薄い持ち方の為、高い打点のボールに力を
   伝えずらいという欠点がある。
   お勧めなのはコンチネンタルよりわずかにフォア寄りに厚いグリップ
   それによりフォアボレーの当たりが良くなり、またバックボレーのスライス
   感覚が良くなりコントロールしやすくなる。
 3、テイクバック(準備のポイント)
   ラケットだけを小さく準備しようとすると手首の形が崩れ
   振り遅れの原因となる。
   またどうしても後方への準備の過程ではラケットに慣性の力が働くため
   ラケットから動かすとラケット➡︎前腕➡︎肘➡︎前腕➡︎ラケットと振り遅れる
   流れとなりやすい。
   感覚としては前腕とラケットを一緒に前にセットするイメージ。
 4、ボールへのコンタクト
   意識するポイントとしては
    ハンド(手)真ん中に当てる
    アーム(腕)スライスをかける
    フット(足)打点の調節
   ボールの状況にもよるが、まずはラケットに正確に当てるために
   余計な動きを抑え、手の動きを中心にボールを捉えること
   その次にただ当てるだけにならずに、肩から先、腕全体を
   外側から内側へ動かし(アウトサイドイン)スライスをかけて
   コントロールをする。
   最終的に足の動きを加えていく。
   しかしながら足は打点の調節という意味では常に使う必要がある。

それぞれの細かい説明については
実際のレッスンの中でも伝えていきます!
 

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