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台湾・台東で出会った滷味(ルーウェイ)店の女将さん

滷味(ルーウェイ)とは?
台湾の煮込み料理です。自分で好きな具材を選んで、その場で煮込んでもらいます。日本の「おでん」みたいな感じです。現地では日本人が、食べているのをあまり見かけなかったです。
見た目は、怪しいですが…笑  めちゃくちゃ美味いです。ビールに合います。
どこかのユーチューバーが、「台湾に来たら絶対に買ってはいけない」と言っていました。
ハマってしまいます。

台湾旅行2日目、「台東」という場所に行きました。
台湾の首都、「台北」から電車で4時間ぐらいかかります。 遠いです。笑
「台北」や、千と千尋の神隠しの舞台「九份」、
気球が飛ばせる「十份」などは、必ずと言っていいほど日本人がいます、
看板や広告、チケット売り場など、日本語で表記しています。
日本語が通じる場所ばかりです。

台東では一人も日本人に出会わなかったです。
中国語は話せなくても、英語ができないと正直キツイと思います。
自分でもよく行ったなと思います。笑

そんな台東市内で、2日間続けて行った滷味(ルーウェイ)のお店があります。
30〜40代の女将さんと、若い子バイト?の子と
2人でお店を切り盛りしていました。
4人テーブル数が4つぐらいのお店で、テイクアウトやUberなどの配達員の人たちが、たくさん出入りしていました。
そのお店はホテルから近いですが、すごく忙しそうなお店…
中国語も英語も、まともに喋れないので最初は行くのを、やめておこうと思いました。

しかしホテルに着くと、やはりあのお店が気になります。
台湾に行く前から、食べようと思っていた滷味(ルーウェイ)です。
一度お店に行き、食材のメニューの看板を写真に撮って、
ホテルに戻ってグーグル翻訳で、理解してから行く事にしました。
中国語でしかメニュー表記はなく、おそらく観光客は、ほとんど訪れないのでしょう。

お店に着き、女将さんに写真を見せながら具材を注文したのですが、しどろもどろ。
女将さんは英語で説明してくれるのですが、自分は英語も、さっぱりです。
なぜかバイトの子も出てきてジェシュチャーで懸命に説明します。笑
案の定、後ろにはお客さんが結構並んでいました。泣
それでも女将さんは、嫌な顔せず接客してくれました。

なんとか念願のルーウェイは食べれましたが、自分の語学力なさ、不甲斐ない気持ちと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

次の日、街をブラブラしようと、あのルーウェイ店を通りかかった時
お客さんは、具材をトングで取りザルに入れ、それを渡してから注文するのを知りました。

昨日の、女将さんの接客を思い出し、また行こうと決心しました。
またルーウェイが食べたくなったのもありますが。笑
店内のシステムが記された看板の写真を撮り、ホテルに戻り翻訳し、メモして
ホテルのロビーの方に、中国語の発音を聞いてから、再びあのお店に行きました。

女将さんもバイトの子も驚いてました。
「この日本人2日連続で来た」みたいな感じで話しています。
自分で食材を取り、中国語で、スープの種類、辛さ、胡椒やネギ、店内で食べる事を伝えます。
女将さんとバイトの子が「コイツ成長したな」みたいな感じで喋って、笑っています。
自分もよく分からないですが、一緒に笑っておきました笑

台東の滞在を終え、台北に向かう電車の中で、あのルーウェイの女将さんの顔を
思い出していました。
自分が、お客さんからお金を頂く立場になったら、あんな風になりたいなと、ずっと考えていました。


前置きが、かなり長くなりましたが…笑
台湾で…   #お金について考える

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