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2024年2月。『いい写真は誰でも撮れるその2』に参加した話し。

2023年6月、

仕事が忙しい時期が続いたり、梅雨で雨の日が続いたりして、1年続けた毎日の散歩をやめてしまった。同時にカメラを持ち歩くのもやめてしまった。

何かイベント的な事がある時にはカメラを持っていったが、日常的に写真を撮るという事はなく、夏秋冬とあっという間に季節が過ぎてしまった。

前回のワークショップ以降、

数枚の写真は現像してみたものの、数千枚の写真は見返すこともなく、自宅のハードディスクやSDカードに眠ったままになっていた。

自分が写真から離れてしまった原因で思う所は、
・現像が思う様にいかない
・写真に対する疑問(いい写真とは?被写体への敬意とは?)
この二つが大きい。

2024年も2月になり、

仕事も落ち着き、散歩や写真を再開するにあたって上記の事を解消したいと思っていた所に、2月18日のワークショップに空きが出来たとの小池さんのツイートを見つけてしまった。
また釣り上げられた。
こうして2年連続2回目のワークショップに参加できる事になった。

事前のアンケートで

困ったのは、「写真を始めてからどのくらいたちますか?」という質問。

子供のイベントを撮るために、CANONの初心者向けの一眼レフを買ったのが10数年前だったか。
ずーっと買い替えずに、使い続けているけれど「写真を始めた」という意識は無かった。
昨年ワークショップに参加した後も、教えてもらった様にはデータの管理や、現像して人に見せるとかは出来ていない。
この半年程はカメラを持ち歩いてすらいなかった。そんな自分が、写真始めましたとか写真やってますとか言うのはおこがましいので、
「昨年1月に幡野さんのワークショップに参加しましたが、この半年位はカメラに触れていません」と素直に答えておいた。


2月18日早朝、

1年ぶりに東京へ向かった。

工事中の通路を電車に乗り遅れると思って小走りしていたら、頭上注意の看板が気になって、小走りのままファインダーを覗かずにシャッターを切った。
原宿駅から歩いて代々木公園を抜けて会場まで向かった。
朝の代々木公園はマラソン大会かってくらいランナーがたくさんいた。
会場の向かいのラーメン屋さんの看板を撮っていたら、幡野さんにお会いした。昨年も会場の建物の入口で幡野さんに会った。


昨年と大きく違うのは、

前回は外に出てたくさんのものを撮った。
今回は室内でひとつのものをたくさん撮った。
あと、幡野さんが倍くらい早口になっていた。

角度を変えたり、距離を変えたりして撮った。
羽釜で炊いたご飯の塩むすび。今回も小池さんのご飯が最高に美味しい。シュークリームは撮影の練習用だから食べてない。
会場の中はおしゃれな物で溢れている。
食後のコーヒーも美味しかった。


ワークショップの内容は

細かく書けないけど、この半年くらい抱えていたモヤモヤは少し晴れた。
モヤモヤが晴れたからといって直ぐに写真を思った様に仕上げられる訳では無い。

現像が思う様にいかないのは、色々試して数をこなして、わからない事はググるしか無いのかな。

被写体への敬意とは、相手が嫌がって無いとか、失礼のない様にとかは大前提として、その上で、自分の知識とか技術とか経験、機材を駆使して綺麗に写す様に努める事なんだと自分なりに理解した。

いい写真とは、やはり好きなものを、好きな天気、時間、光など好きを重ねて撮る写真なんだなと思う。

自宅で、陽当たりの良い場所にテーブルを置きたくなったし、窓を掃除して良い光が入るようにしたくなった。
なんなら陽当たりの良い家に引っ越したくなった。
家を建てる前に写真の事を勉強していたら、間取りも写真の事を気にして計画したと思う。

自分は写真を

仕事にしている人では無いので、あまり他人からの評価を気にせず、自分がいいと思う写真を撮っていきたい。
けど、やっぱり褒められると嬉しいので褒めて下さい。
何をいいと思うか、何を綺麗と感じるかの感性も本や映画、音楽などを通して養っていきたい。

RAIDを導入して

10年分くらいのデータを整理してからnote.を書き始めました。
カメラはなんでもいいって言う幡野さんに、流石に古過ぎるからって買い替えを薦められたけど、それは少し先になりそう…

朝、小走りで撮った看板を帰りに撮り直した。

2024年2月18日を自分が写真をはじめた日にします。

翌朝から、仕事に持って行くバッグに、カメラを入れて出掛ける様になりました。

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