『17日目』8/1の日記

色々とあって睡眠薬を飲んでからのタイミングでしか書けなかった。これなら書く言葉が支離滅裂になるのも目を瞑ってほしい。所謂酩酊状態になるので。
たまには久々に会った家族の話でもしよう。と言っても、私はほぼ何も知らない。祖父母と両親の関係性も、離婚理由も、両親の兄弟も、従姉妹と再従兄弟も、兄弟との血の繋がりさえも曖昧だ。教えるにはまだ早い、を何度も何度も繰り返していたうちに私がうつ病になり、何も知らないままなのか、はじめから教えるつもりはないのか。まあ、正直なところ、全てどうでもいい。はっきりしているのはこの世に生み落とした両親を心の底では憎んでいて、次男を殺したいほど存在を認知したくないということだけだ。長男とは歳が離れすぎていて、思い出話をされても記憶にない。私の記憶にある長男はよく行方をくらます少しクズな兄が大半だ。私と長男は少し似ているが、次男とは似ていない。しかし血のつながりがあやふやなのは私と長男。なんともまあ、複雑怪奇だ。私が真実から目を背けているだけだが。もう一度言うが、どうでもいいのだ。私は家族の中で誰よりも弱くて情けなくてどうしようもないのに強がっている、そんな評価のままでいい。
ある漫画を読んでいて、似たような兄妹が出ていた。東京リベンジャーズに、だ。何も嬉しくない。不良というのは環境が正常ではないから常識から外れるものだろう。それが自分の意思だろうが、他人に巻き込まれる形だろうが。一応、佐野家ではないことは書いておく。あんなに複雑怪奇で周りに恵まれていてなお不幸になり得る環境ではない。まあ、もう既に絞れるのだが、流石にあの家と比較するにはまともすぎる。いや、まともではないと最近気づいただけだからこそ、憎んでいる、なんて強い言葉を使ったのだが。弱く見えるだろう?
血のつながりが心底どうでもいい、というのはこの漫画のキーパーソンになるキャラクターの地雷を踏み抜く思想だろう。しかしまあ、ぶっちゃけるとあの過去を見ると自分もそうなるかもしれないなぁ……くらいの同情はする。あの世界の人間、暗い世界にいるくせに真っ直ぐすぎてひん曲がるんだよな。なんだかんだで共感するところも多いから珍しく流行りに乗ったのだが。共感するから観るものではないだろう。まあ、あの作品で親が不良なのは確定したんだが。やめてくれ、バイクのセンスにとやかく言うのは。学校で不良に陥れられて先生に恫喝まがいなことをされても自分はなんの罪も犯していないから一切謝ることなく停学くらった話とか、私から見て叔母にあたる存在がガチのスケバンで足首まであるスカートを履いていた写真を見せるとか。良く私が不良にならなかったな。
閑話休題。とにかく私の家族とは、私にとっては私をこの世に生み落とした負の財産なのだ。だから私は私で血を切る。私はこの世にこんな苦しみを味わいながら生きていく存在なんて、責任も取れないし、なにより見たくはない。
消えたいだなんて思う気持ちも知らない輩には、なりたく無いのだ。

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