最近、特に思う所、在り

昨日の朝、ブログを書いていて、更に楽器屋さんに買い物に出掛けたりしていた最中に気付いたのは、結局、これまでに日の目を見ることが出来なかった人にとって、今現在は凄く環境が整って来ているのだと言う事だ。

何を言いたいのかと言えば、例えば音楽でも絵画でも小説その他のコンクールでも受賞しなければ、デビューはあり得なかったのは、昭和とか平成とかの古臭い時代のこと。ところが今は様々なツールが発達しているから、音楽でも小説その他の文章でも、恐らく絵画でも発表の機会に凄く恵まれて来ているのだと言う事だ。

それは、アップしたばかりのブログをお読みいただければ、ご理解いただけることだろう。まあ、俺と同じノウハウで何かを発表するのでは満たされないと言う方はどうぞ、ご自由に。

とにかく、俺の場合は音楽と小説だけにずっとこだわり続けてきた。そして、2018年6月に電子書籍でデビューしたことを皮切りに、今年の5月に今度はオンデマンドでの文庫本の出版に漕ぎつけた。これで、まず第一の目標はほぼ達成できたと言っても過言ではないだろう。勿論、小説だけでなく、今後はあらゆる類の本の出版にチャレンジしたいと思っている。

そして、音楽の方はと言えば、今は配信がメインの時代になっている。サブスクリプション、通称サブスクの地位の向上に撚り、自分自身の音楽の作品の発表までもが誰でも手軽に出来るようになった。勿論、皆さんがご存じの通りだと思う。

俺自身は昨年から作曲を繰り返し、楽曲の貯蓄に邁進している。事実、2023年には自宅で録音もした。2曲だけしかまだ録音出来ていないけれど、楽曲自体は既に15曲くらいはストックがある。インスト・ハードロック系の曲ばかりだ。若干、ジャズやフュージョン系も混ざっているかもしれない。それは聴いてくださった方が感じたジャンルに分別されるのだろう。

話が横道に逸れそうだけれど、とにかく、何かを発表したいと思っている人にとって、そのハードルが下がったことだけは間違いないのだと思う。何かを発表したくても、何も自分では創作できないと言う方はそもそもがその才能の欠落を自覚されることなのだろうと思う。

このサイト自体が、一つの発表の場でもあることは俺がこれまでに残してきたコンテンツを見ていただけたら明らかだとも思う。

大学卒業後は情報誌の編集制作に長い間従事してきた訳だけれど、四十代のはじめ頃に馬鹿馬鹿しくなって早期リタイアを決め込んだ。そして、黙々と小説の執筆や楽曲の制作、伯母と両親の介護など、年齢的なことも手伝って、慌ただしく日々を送って来た。けれど、今、こうして一人きりになってみたら、全てが自分にとって揃ってくれているのだと思わずには居られない。あとは、俺自身の行動だけが残されているだけだ。

明日からは、今後すぐに出版予定の文庫本2冊の原稿チェックに入る。たぶん、残り1日か2日で終わるだろう。その後は、本の制作で、それもそんなに時間を必要とはしていない。だから、その後は、音楽で自分自身の楽曲の録音作業を再開できればと思っている。ミキサーがあって、楽器も揃っていて。時間もあるのだから、焦らずに作業を進めさえすれば良い。

アナログからデジタルへと移行したことが大きな弊害だと捉える人は勿論今でも数多く存在することだろう。俺自身はデジタルへの移行は大歓迎。そして、ネットの普及も大歓迎だ。印刷会社に在籍していた1997年頃から、インターネットの楽しさに気付き、それからはずっとネットの世界に浸り続けている。今後も様々なサービスが生まれることだろう。それに追従していくには、常に自分自身がアンテナを張っている必要があるのだろう。それは昔から言われていることだとも思う。

話が長くなってしまったけれど、とにかく、今は何かを発表したい人にとって恵まれた環境が整いつつあるのだと言う事を覚えておいていただけたらと思う次第だ。

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