見出し画像

【ゆるめの淹れ方】お家でリーフの日本茶を淹れてみよう!

在宅での時間が増え、お家で過ごす時間が増えた方は多いのではないでしょうか。

コーヒーをドリップするように、リーフの日本茶を飲んでみる。
そんな選択肢が増えると、毎日がちょこっと楽しくなります!

ただ、興味はあるけど、淹れ方がわからない、、という方に、
ゆるいけど美味しい、日本茶の淹れ方のをご紹介します。
おうち喫茶を楽しみましょう!

★★3つのポイント★★
ゆるい淹れ方なんで、ポイントは3つだけ。
(1)そこそこ良いリーフを選ぶ
(2)水と急須(茶こし)に変な匂いがないか確認する
(3)一度は練習→二度目を満喫!

それでは、ポイントに沿って順番に見て行きましょう!

<ポイント1:そこそこ良いリーフを選ぶ>

 と、言っても、これが難しいですよね。そこで今回は、
多少荒いですが次の方法をオススメします。

(方法1:お家に眠っている頂き物を開封する)
 頂き物ですから、それなり以上の品質のはずです(お茶屋さんもそういうものを贈答用としてラインナップしてます)。
 また、開封直後なので、劣化の心配も少ないです。お正月です、プチ贅沢しましょう!ここで開封できないお茶は、大抵、未開封のまま賞味期限を迎えます。合掌🙏

(方法2:ECサイトや近所のお茶屋で600円/50g以上の単価のリーフを買う)
 お茶屋さんにとっての真ん中の価格が、500円/50gとなります。
 ワインだと2,000円/ボトル、日本酒だと1,200円/四合瓶くらいのイメージです。
 1回分が3〜5gなので、少なめに見ても、600円で10回(1回で2〜3煎飲める)ですから、1回あたり60円となります。クオリティは、缶コーヒーがスタバのコーヒーになるくらい、ペットボトルと良いリーフのお茶に差があるので、少し手間がかける価値はあると思います!

<ポイント2:水と急須(茶こし)がニュートラル>

・お茶はほとんどが水です。水に変な匂いがあったら、どんなに良いリーフを使っても変な匂いが残ります。
・代表的な変な匂いは2つ。水道水のカルキと、急須(茶こし)の劣化した網の匂いです。
・水道水のカルキは、浄水器を通す(ブリタを通す)か、ミネラルウォーターを使って解決しましょう。ミネラルウォーターは軟水のものが良いです(ちなみに、日本の水道水は大抵軟水)。コンビニ・スーパーで売っているのは軟水の方が圧倒的に多いので、入手に苦労はしないと思います。
・次に、急須の中の茶こしが劣化して錆びてる場合です。実家にある急須はこのパターンがあります。これは、一度お湯だけ急須に通して飲んで、明らかにマズイ場合が該当します。該当してしまった場合は、急須にこだわらず、錆びてないティーポットや、ガラスポットなどの代用品に、茶こし(100均やスーパーにあるやつ)を組み合わせて使いましょう。ここで急須にこだわる必要はありません。

↓百均の茶こし。錆びた急須より、断然こっちです。

画像1

↓急須がない場合の代用品の例。これ×茶こしでOK!

画像2


<ポイント3:一度練習→二度目を楽しむ>

・初めてのリーフを上手に淹れるのは、お茶を淹れ慣れた人でも難しいです。そんなわけで、(ちょうど自宅や実家ですし)一回目は練習と割り切ってお試しをしましょう。書き初めで一発勝負せず何枚か書くのと同じイメージで。と言っても、書き初めほど何枚も書かなくて大丈夫です。
・さて、練習ですが、最初はこの条件でやって見ましょう。
(1)空の急須(ティーポット)にお湯を淹れる(お湯の量を計る、湯温を下げるという役割があります)
(2)だいたいマグカップ1杯分のお湯を移す(お湯150-200g)
(3)お茶の葉を、だいたい3-5g、急須に淹れる
  (3gはティースプーンもりっと1杯、5gはティースプーン2杯)
(4)お湯を急須に移す。
   1分待って、急須から湯のみに注ぐ
    (「深蒸し茶」と書いてある場合は30秒。)
・味見する。
・ここで、味が濃いー薄い、甘いー渋いなど、感想があると思います。そこで次の修正をします。
【薄いー濃い】
 このパターンは2つ調整方法があります。
 1つ目は、お湯とリーフの比率を変える方法。お湯の量は買えない場合、薄ければリーフを増やす。濃ければリーフを減らすです。
 2つ目は、抽出時間を変える。濃くするなら長く、薄くするなら短くです。
【甘いー渋い】
 このパターンの代表的な調整方法は、お湯の温度です。
 苦い場合は、お湯の温度が高すぎるケースが多いです。湯のみからお湯を注ぐ前に、1分くらい時間をおいて、お湯を覚ましましょう。
 甘い場合でもっと渋みが欲しい場合は、お湯の温度が低すぎるケースが多いです。この場合、ポッドから湯さましを経由せず、直接お湯を注ぎましょう。

以上です!

大切なことは、ガチガチに考えるのではなく、まずやってみる→修正してみる、ことです。淹れることも、エンタメの一つなんで、ぜひ楽しんでお茶を淹れて見てください!!


画像3



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?