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どうすればコミュニケーションスキルは向上するのか

こんにちは、高槻トーストマスターズクラブの広報担当副会長の石井です。
今回の話題は、「どうすればコミュニケーションスキルは向上するのか」です。
コミュニケーションスキルを向上させるには、様々な方法がありますが、そのうちの一つにトーストマスターズクラブに入ってスピーチの練習をするというのが効果的な方法の一つと考えます。
手前味噌に聞こえるかもしれませんが、これには根拠があります。

まず、トーストマスターズのスピーチは大きく分けて3種類あります。
それは、「準備スピーチ」「論評スピーチ」「テーブルトピックススピーチ」の3つです。

まず、「準備スピーチ」ですが、現在、トーストマスターズでは、パスウェイズ(パスウェイズの説明は今後します)というカリキュラムに従って準備スピーチを人前で披露します。準備スピーチとは名の通り、事前に喋る原稿を準備しておいて、それを暗記して、人前で5〜7分でスピーチをするというものです。原稿を作成する際には、序論、本論、結論と、相手に伝わりやすい構成を考えることになります。

次に、「論評スピーチ」ですが、論評スピーチは、準備スピーチに対しての論評になります。論評スピーチをスムーズに行おうと思えば、準備スピーチを傾聴する必要があります。つまり、人の話をよく聴くということですね。その上で、スピーチの良かった点、改善点を指摘します。
良かった点だけの指摘だとスピーチが改善されることはありませんし、改善点ばかりだとスピーチをした人がやる気を無くしてしまいます。
トーストマスターズクラブでは、改善点より、良かった点を多めに指摘するのが一般的です。

最後に「テーブルトピックススピーチ」ですが、これはテーブルトピックスマスターという人が事前に割り当てられていて、この人が簡単な質問を数問、準備します。そして、この質問に対して、参加者の誰かがその場で指名され、即興で1〜2分のスピーチをするものです。

これだけの説明では、なかなか伝わらないかもしれませんが、このような活動を一月に1〜2回の例会で行っています。

こんなことを毎月のようにやっていると、必然的にコミュニケーションスキルは向上すると思いませんか。
元々、「トーストマスター」とは、「乾杯の音頭を取る人」という意味です。つまり、乾杯の音頭を取るのは「リーダー」ですよね。トーストマスターズクラブが「リーダーを養成する場所(Where leaders are made)」というのは、同時に人前で喋ることのできる人(リーダー)を養成しているということでもあるのです。


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